だからこそ「憲法改正」 - 中編

2015/06/03だからこそ「憲法改正」, 毒舌企画!! 「常識のウソ」

国民の生命を守らない国家、日本!!

前述の事情から、自衛隊が他国の侵攻に対し自衛権を行使するには、警察だとか海上保安庁の武力行使規定などを援用しないとダメなのだそうです。
つまりもの凄く大幅な拡張解釈ですね。実質、超法規的措置でしょう。
 
仮に法的問題がそれでOKだとしても、自衛権発動決定には複数の委員会招集と承認が必要で、侵攻を受けるという緊急事態においてそれで対処可能なのか、疑問です。
 
日本への直接的な侵攻に対してさえ、そういう有り様です。
ましてや他国において、日本人が戦闘やテロ、誘拐などによりその生命が危機に晒されたとしても、自衛隊が飛んで行って保護することなど全く不可能なのは、言うまでもありません。
 
これは自衛隊だけの話ではありません。
福島第一原発事故の状況をみても明らかですが、日本政府が日本人の生命、健康をないがしろにしているのは明白です。
 
生命、健康を尊重する、という意思そのものを放棄しているようにも見えます。
その一方で、時間が経つにつれ政財界の利権構造や米国との関係が透けて見えるようになり、政府が一体何を重視しているのか明らかになりつつあります。
 
 

国民の幸福を侵害

日本の財政は、底に穴の開いた財布のようなものです。
財布が、家の中にあるうちはさほど問題ありません。家族が拾って使うだけですから、家族全体の幸や富は減少しません。
問題は、財布から漏れたお金が家の外、つまり海外に流出していることです。
 
日本は海外にどんどん富を流出させる、謎の仕組みがたくさんあります。びっくりするほど多額のお金を海外に提供しています。
 
塩漬けになっている米国債。実質、アメリカさんへの上納ですね。政府関連機関だけで実は数百兆円にものぼるそうです。
欧州金融危機に際して、日本は一体幾ら貢いだのでしょうか。形式的には貸し付けですが、破綻寸前の国家や機関に対する貸し付けは事実上の上納です。
 
韓国や中国に貢いだ金額も莫大です。最近だとミャンマーに多額の支援を表明したのち、カモられました(苦笑) それから破綻寸前のインドに対し円借款を行うという、暴挙を行っています。
 
これらの行為のどこに、国益が存在するのでしょうか。私達一般市民の感覚では到底理解できず、
「一体誰がそんなことを許したんだ!?」
と怒りすら沸き起こります。
 
為替の安定を謳い文句とする公的介入も、実質的に海外への上納です。政府日銀が何兆円つぎ込もうとも、1日2日で元の円高水準に戻り、海外の金融機関がにやにや笑っているだけです。
しかしながら何度も何度も同じ愚行を繰り返します。これなどまさに「富を流出させる謎の仕組み」が、我々一般市民の知らないところに構築されているのだろうと推測します。

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