能力主義社会はホントに正しい? 身分制世襲制はホントに悪!?

2016/06/20政治・経済, 毒舌企画!! 「常識のウソ」

これは要するに、
身分制世襲制こそ合理的であり、より自然な社会システムだ
という証拠かもしれません。
「合理的であり自然であるからこそ、結局は身分制世襲制に回帰する力が働いているのではないか」
と幸田は想像するのです。実際、歴史を眺めると、その大半は身分制世襲制の時代なのです。
 
 
 

身分制世襲制を再度見直すべし!!

身分制世襲制は今日一顧だにされませんが、ちゃんと大きなメリットがあります。代々、地位や職業に応じたモラルやスキル、信用、そして矜持が継承されるのです。
そして言うまでもありませんが、地位や財産、諸権益も継承されますので、代々生活の保証がなされるわけです。諸ロスが少なく、頑張れば次第に豊かに幸せになっていくのです。
 
幼少期から過酷な教育環境に押し込まれ、愚にもつかない知識を詰め込まれる。多額の借金を抱えて大学を卒業し、100社以上もの企業詣での末、ようやく企業奴隷の地位を得る。
そして代が進む毎に財産は分割され、かつ高額の相続税を取られて先細り。・・・・
 
そんな今日の社会システムと比較してみて下さい。どちらが良いでしょうか。
 
あたかも、
「忌むべき暗黒の社会システム」
であるかの如きイメージを刷り込まれている身分制世襲制ですが、
「ちょっと待て。ホントにそうなのか!?」
と幸田は感じるのです。
 

  • 身分制世襲制の方が合理的で、自然である。これは歴史を見れば明らかである。
  • であれば、むしろ身分制世襲制をベースとすべきではないか。
  • もちろん身分制世襲制にも欠点はある。しかしそれなら欠点を改善すれば良いだけの話ではないか。
  • そこに、必要に応じて能力主義を加味する。

 
これこそが、「持続可能性の高い社会システム」であり、かつ「多くの人々がより豊かに幸せにくらせる社会システム」ではないかと幸田は考えるのです。
 
 
 

「能力主義」という「インチキ社会思想」

改めて分析すると、能力主義社会とは、
「幕末維新という混乱期に、社会的ショックのせいで生じた、極論に振れ過ぎた『非常にいびつなシステム』である」
と感じるのです。
いや、さらに穿った見方をすれば、
「自分は他人より優秀だ、と秘かに自惚れている人々が、自分達の私利私欲で唱えてきた社会思想だ」
とさえ、指摘可能です。
 
いかがでしょうか。
常識は、果たしてホントなのか。長い歴史に耐えられるだけの、合理性を備えたものなのか。それを常に意識すべきだと思います。
そういう目で今日の日本を見ると、何もかもがインチキだらけではないかと幸田は感じるのです。

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