都知事選がもはや茶番を通り越して新喜劇状態

だからこそ「憲法改正」

都知事選、茶番を通り越して新喜劇の如き様相を呈して参りました(笑)
 
元在特会の桜井誠氏が早々に出馬表明。ネットで大いに話題となる。
記者会見では各メディアの記者の、ある種悪意ある質問をばっさばっさと返り討ちにする。
 
ほぼおなじタイミングで小池百合子氏が出馬表明。桜井誠氏の政策提言に被せてくる。
安倍首相及び政府自民、苦い顔。

タレントの石田純一氏、出馬意向を表明。テレビで大騒ぎに。・・・・
本人曰く、
「事前にスポンサーその他に確認は行っていた」
とのことだが、出馬意向表明と同時に次々と梯子を外される。結局出馬断念。
 
野党は、
「参議院選で忙しい」
との口実で石田純一氏との交渉を事実上放置。で、似非文化人鳥越俊太郎氏を擁立。
マスコミ全力推しのようだが、この人、いろいろな意味で大丈夫か!?(^^;
 
自民都議連がこれまた凄い。
早々に出馬表明した小池百合子氏を推そうとはせず、増田寛也氏を擁立。
で、
「他候補を応援するなら、制裁を課す。親族であっても他候補の応援はまかりならん」
と強権発動の噂。これはもう、さすがに憲法違反でしょ(苦笑)
 
いやもう、ムチャクチャですな。
この国は民主主義国でも何でもない、ということがよくわかります。
志を持った人が容易に立候補できる条件、環境ではない。ある種の思惑、利権や利害を持った人々間ですり合わせの後、都合の良い人を擁立。
マスコミも、積極的に民主主義を後押しするような意思がない。各候補の政策や主張を正面から取り上げようとせず、情報をワイドショーレベルの茶番劇に貶めて報じる。・・・・
 
当ブログでは再三述べていますが、日本は民主主義国ではありません。
学校で「民主主義国だ」と習うため、皆さんすっかりダマされているだけです。
「(残念ながら)民主主義が未だ実現できていない」
ではなく、
「ハナっから民主主義など目指していない」
ということです。
 
何よりの証拠に、憲法に「民主主義」の文字は1ヶ所たりとも書かれていません。
皆さん、この事実をご存知でしたか?
 
憲法は、端的に言えば、
「この国をどうしたい。この国はどうあるべきだ」
という理念や目的が書かれます。そして、憲法が正しく順守されていれば、概ねその理念や目的通りの国家が実現します。
 
言い換えると、もし本当にこの国が民主主義を理念としているのであれば、「民主主義」の文字が憲法に明記されていなければおかしいのです。
そうでないということは、つまり、
「日本は元々、民主主義を目指すなんて意思はさらさらない」
という明確な証拠です。

  • 高額の供託金を要求されるため、誰でも選挙に立候補できるわけではない。
  • 政党制という、民主主義の理念にそぐわないシステムがまかり通っている。党議拘束などといった反民主的なルールが公然と存在する。
  • 企業や団体の献金が認められているため、一部の人々の利権獲得、利権維持を目的として候補者が立てられる(一般市民の利益、公益を守るための候補者は出馬しづらい)
  • マスコミも民主主義を支持するどころか、真逆の役割を果たしている。

 
という「民主主義実現を阻む諸現状」は、結局のところ全て、憲法に「民主主義を目指す」と書かれていないという「欠陥」「インチキ」に起因します。
もし憲法にそれが明記されていれば、これらは全て、
「憲法に反する」
として排除できるわけですから。
 
それこそが根本原因なんだ、全ては憲法の欠陥、インチキ日本国憲法が原因なんだ、という問題意識を、1人でも多くの人々にシェアできればと幸田は願っています。

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