市民意識調査 「努力報われる」バブル時代から39%減少

毒舌企画!! 「常識のウソ」

【毎日新聞】
“市民意識調査 「努力報われる」バブル時代から39%減少” 2016/09/17

http://mainichi.jp/articles/20160917/k00/00e/040/201000c
 
 横浜市が年度ごとにさまざまな項目で市民の意識を調べるアンケート「横浜市民意識調査」(2016年度版)の速報値がまとまった。今年度は、生活の「価値観」や「満足度」を特集。「努力すれば報われる社会か」を尋ねたところ、肯定的な見方は15.2%で、バブル景気にわいた28年前の88年度に行われた調査と比べて39ポイントも減少し、意識の大きな変化がうかがわれた。(以下略)
 
【IT速報】 まとめサイト
http://blog.livedoor.jp/itsoku/archives/49566250.html


私達はガキんちょの頃から、両親や学校の先生に、
「努力すれば報われる。勤勉であれ」
と教えられ、育ちます。ですが大ウソです。
 
そりゃまあ、皆さん報われたいですよね。
ですから、数々の成功本を読み、
「なるほど。確かにこの人は人並み外れた努力をして、成功を勝ち得たんだなあ」
と納得します。そして彼らを尊敬します。彼らの生き方を目指す人もいるでしょう。
 
では、報われた人と同等か、それ以上の努力をすれば、同じように報われるのでしょうか。長年必死で努力すれば、やがて必ず報われるのでしょうか。
そんなことはありませんよね。
 
成功した人、報われた人の陰に、屍の山があります。
一方で、ほとんど努力もせず成功している人だってたくさんいます。
 
統計を取れば、面白い結果が出そうですね。努力することと、報われること成功することに、ほとんど因果関係がないことが判明すると思います。
 
そんなこと、オトナなら実体験を通して解っていそうなのものですが。・・・・
みんなガキんちょの頃に洗脳されてしまい、騙され続けている人が少なくないんですよね(^^;
 
しょせん、学校教育による、洗脳なのです。
 
教育カリキュラムを思い出して下さい。
成長段階に応じた、極めて簡単な内容だけで教科書を作る。生徒は真面目に勉強し、それをしっかり暗記しさえすれば、試験の得点という単純明快な指標で評価される。
試験の成績が良ければ、
「ほら、努力すれば報われるでしょ!?」
と両親や先生に褒められる。時には何らかの褒美が与えられる。
それをモチベーションに、生徒はますます努力を続ける。・・・・
 
平均的な能力を有する生徒であれば、努力すればする程、報われるシステムが構築されているのです。
 
しかしそんな環境、実社会にはほとんど存在しませんよね(笑)
予め与えられている条件は不公平。どう努力するべきかも明確でない。評価の基準も曖昧。教育環境とは大違いです。
 
つまり教育とは、実社会とまるで異なる「努力すれば報われる環境」を構築し、真面目な生徒にアメを与え続けて洗脳しているのです。
その目的は何か。
『働きアリ』を大量生産するため
です。
 
この、「教育による洗脳」が解けない限り、日本人は幸せになれないのではないかと幸田は思います。
 
さらに言えば、現在の教育システムを土台にして構築されている、インチキ日本社会をどうにかして正すべきでしょうね。
私達の努力の成果を、ピンハネするシステムが構築されているのです。
 
日本の歴史を学ぶと、現在の日本社会がいかにインチキであるか、よく解ります。
今後、そういった辺りに切り込んでいきたいと思います。

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