実は立派な資源大国日本

2013/01/28

天然ガスも同様です。関東周辺だけでも膨大な埋蔵量が判明しています。時々地上に漏れ出して、事故が発生するくらいです。
また近年、日本列島周辺でとてつもない量のメタンハイドレートが見つかっているのは、ご承知の通りです。その量は、判明しているだけでも日本全体の消費量の100年分を超えるのだとか。
 
エネルギー資源だけではありません。レアメタルなども豊富なのだそうです。よくもまあ、「資源がない」などと言えるものです(笑)
 
 

米国の思惑が介在する

ではなぜ、日本はその豊富な資源を享受しようとしないのでしょうか。
これもどうやら、米国に阻害されているそうです。
 
前回も取り上げました「戦後史の正体」(孫崎享著)によれば、敗戦直後の日本経済を、米国は徹底的に破壊しようとしたようです。
即ち日本が再び米国の脅威とならないよう、
「日本が支配したアジアの国々より、経済的に上であってはおかしい」
という屁理屈をこしらえて、日本経済を弾圧していきました。
 
ただ、冷戦勃発により状況が変わったそうなのです。
米国は、日本を共産国の防波堤とすべく、それなりの国力を付けさせるべきだという戦略に転換したのだとか。
その結果、日本は一気に戦後復興を遂げました。いや米国の思惑を超えた経済成長を遂げてしまいました。
 
 

存在してはならないことになっている!?

その、日本をコントロールする手綱こそが、エネルギー資源というわけです。これも既にご承知の通りだと思います。
 
それを維持するためには、日本が独自にエネルギーを調達できたらマズいわけですね。ましてや日本が自前で資源を生産し賄えるなどということは、絶対にあってはならないのです。
常に、米国のお膳立てにより海外から調達せざるを得ないという状況を堅持する。これこそが日本を米国のコントロール下におく条件なのです。
 
ですからそれに反するような行為、つまりトラの尾を踏むようなことは、現在の日本には不可能というわけです。
トラの尾を踏むと、例えば田中角栄の例を持ち出すまでもなく、米国によって潰されます。政治家や官僚は従米路線を採らざるを得ません。
結果、相変わらず「日本は資源の乏しい国だ」と国民にウソをつき続ける。
 
あるいは「資源はあるけどコストが合わないから採掘しない」とウソをつく。
コストが合わない、というのも常識的に考えればおかしいんですよね。原油にしろ天然ガスにしろ、基本的には機械が掘って汲みあげるんです。人件費の割合なんてたかが知れています。ですからどこで掘ろうとコストに大差はないはずです。