アトピーは自力で「原因を見つけて」治せ!! 皮膚科に通って「治してもらう」ものではない - 後編
前編より続きます。
自分で検証する
なぜアトピー症状が出るのか。ちゃんと原因を自分で検証しましょう。
一番怪しいのは、やはり皮膚コンディションに直接影響するシャンプー、ボディソープ、それから洗濯用洗剤などでしょうか。
ご自身の皮膚に合わない製品を使うと、途端に症状が悪化します。
幸田の場合、顔や手足についてはほとんど症状が出ていませんが、背中だけは少々ヤバいです。
で、いろいろ検証したところ、
- 頭を洗ったら、背中にかかったシャンプーを念入りに洗い流す(シャワーの水圧が低く、ちょろっと流しただけではキレイに落ちないらしい)
- ボディソープを、安物から弱酸性製品に変更。
の対処で症状改善しました。
また、突然なんらかのアトピー症状が出始めた場合は、その前後の変化をよく思い起こし、原因を特定します。
幸田は昨年、額に小粒の発疹が出始めました。最初は「大したことない」と放置していたため、原因の特定ができませんでした。しかし症状は悪化の一途を辿ります。
で、久々に皮膚科医を受診。薬を処方して貰い、しばらく塗布し続けました。ところが全く効果なし。
色々調べてみると皮膚科医の説明がおかしいのに気付き、別の薬に替えて貰うことを提案したところ、皮膚科医逆ギレ(苦笑) 取り付く島ナシ。
仕方ないので自力で検証&処置開始します。
やっと見つけた原因は、何とごま油でした(驚)
ごま油の使用を止めてオリーブオイルに変更し、また重曹とクエン酸を溶かした水で洗顔を続けたところ、あっさり1週間で完治しました。
原因特定が遅れると、このように手こずります。ただし特定できれば、それこそステロイド剤など使わずとも改善するものです。
食材の検証も重要
アトピーはアレルギーの一種です。免疫異常反応です。
ですから前述のように、食材が影響するケースもあります。
アトピーと直接関係ないかもしれませんが、幸田は40代半ばにして、なんと小麦グルテンがダメな体質と判明しました。即ちセリアック病(もしくはグルテン過敏症)のようです。
パンなど小麦製品を摂取した後、体調がおかしくなるのには以前から気付いていたのですが、これは単に、小麦の品質が悪いのだと思っていました。
先日ふと気になって調べてみたら、グルテン(小麦蛋白)が合わない体質の人も存在する、とのこと。これ、通常の小麦アレルギーとは異なるようです。
そこで小麦の摂取を控えたところ、いきなり翌日から関節の異常や神経痛症状が改善(^^;(^^;
それらは幸田が長年苦しんでいた症状なのですが、まさか小麦グルテンによる免疫異常のせいだとは想像しておらず、大いに驚いているところです。
アトピー含む、その他の症状にも小麦グルテンの関与が疑われます。3ヶ月以上小麦を断つと、その辺りが見えてくるとのこと。現在、必死で小麦ゼロ食に挑んでいます。
酷い医者も、いたもんだ
というわけで、アトピーには自力で何とか対処しましょう。頑張れば、活路は見えてきます。
残念ながら、皮膚科医は全然頼りになりません。幸田も幾つかの皮膚科を受診しましたが、親身になって原因探しを行って下さる医者はゼロです。
ちらっと患部をながめ、軟膏なりローションなりを処方して終わり(苦笑)
これでは治るものも治る筈がありません。
酷い医者も珍しくないですよ。
ある時、手の甲の発疹が酷くなり、皮膚科を受診しました。軟膏を処方して頂きました。
翌週再度受診。その際、
「実は背中も酷いんです」
と伝えると、背中の発疹をちょろっと診察して下さいました。で、
「背中は蒸れやすいので、そのせいだろう」
と。
いやいや。冬場の話ですよ(^^;
「これ、蒸れてるんじゃなくて、逆に乾燥して荒れた状態から症状悪化してます」
と伝えると、
「そうか」
と仰って手の甲とは異なる薬を処方して下さいました。
蒸れているのか乾燥しているのか。そんな単純な見間違いって、あり得ますか!?
それだけでも少々呆れる話ですが、帰宅後処方して頂いた薬をググって調べてびっくり。
2種類ともほぼ同一の薬でした(苦笑)
おいおいおい(怒)
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