続・パナソニックの苦境は日本の縮図

2017/06/08ビジネス・起業, 政治・経済

その手法は、まず「経費削減」です。次に一番効果の高い手法として「人員削減」です。
それでもまだ不足の場合は、いよいよ自社ビルなどの「資産削減」です。
この3つが一番簡単で、かつ効果的なわけです。単純な「引き算センス」ですから、ちょっと説明すれば小学生でも理解します。
 
本当の経営者の仕事は、そうじゃないんですよね。
徹底的に戦略を練り、会社の進むべき道を明確に示す。全従業員の意思をひとつにまとめ上げ、かつポテンシャルをきっちり引き出す。イノベーションを起こす。そしてそれを成果に結びつける。
これこそが経営者の仕事です。経営者にしかできない仕事であり、経営者の存在価値そのものです。
 
それが全くできていない、というのが前出の記事からも読み取れます。改革、改革と叫んで組織を編成し直すだけなのだそうです。
まさに、ほらやっぱり・・・・、です。
 
そしてこれこそが、昨日も書いたように「日本社会の縮図」でもあると幸田は考えるわけです。
日本は上から下まで、一刻も早く生まれ変わる必要があります。

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