大きな一歩を踏み出したがゴールは遠い 「浜岡停止要請」

2013/01/23原発・放射能問題

そしてもう1つ。
今現在、福島第一に負けず劣らず危機的な状況にある、と言われている原発があります。福井の「もんじゅ」です。
高速増殖炉という、いわゆる次世代型の原子炉です。高度かつ危険で、長年トラブル続発。未だに本稼動に至りません。海外諸国はことごとく、開発から撤退しているそうです。
 
このもんじゅで、また最近致命的なトラブルが発生しました。3.3トンもあるパーツが、炉内に落下してしまったんだとか。
極めて危険な原子炉でのトラブルで、落下物回収は非常に難しく、既に24回も失敗。担当部署の課長が先日自殺しました。
既に炉の底に穴が空いている、という噂はさておき、今後も一歩対処を誤れば国家的大惨事に至るという、綱渡り状態なのだそうです。
 
というわけで原発問題は、たった今現在の問題だけに限定しても、大変な状況にあるのです。
確かに今回の菅総理の行動は、非常に大きな第一歩でした。
しかしながら踏み出した先は茨の道で、ゴールははるか彼方にあると言わざるを得ません。

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