「ITの高度化」こそがデフレの主たる原因ですよ~

以前、こんな記事を書きました。
 
“最初の提唱者は私だぁ!!(笑) 「ITデフレ主因」説” 3013/03/03
http://offtime.sohnosuke.com/?p=9426
 
“デフレの原因は「高度情報化社会の本格到来」では!?” 2011/03/06
http://offtime.sohnosuke.com/?p=79
 
今回、この「ITの高度化こそがデフレの原因だ」という幸田の主張について書いてみたいと思います。

ほんの20年近く前まで、私達が、
「良い商品を少しでも安くで手に入れよう」
と考えたら、どうしていたでしょうか。
 
例えば「良いパソコンを安くで買いたい」と思っている場合。
 
おそらく、近所の家電量販店やパソコンショップを2~3店舗見て回り、店員にアドバイスを求め販売価格をチェックし、「よし、これでいいや!!」と購入していたのではないでしょうか。
頑張ってより多くのお店を比較するにしても、都会ならいざ知らず田舎なら5店舗程度が限界だと思います。
つまり、情報と選択肢が極めて限られていました。
 
一番高度な情報収集、選択肢と言えば、「専門雑誌で情報収集、そしてそこに広告掲載している通販店で購入」といったあたりがせいぜいでしょうか。
現在と比べると、実に貧弱ですね。
 
2013年の今日であれば、インターネットを十二分に活用できます。メーカーサイトをはじめ、商品情報は豊富に手に入ります。ユーザーレビューもたくさん見つかります。
細かい製品仕様、特殊な用途について気になることがあれば、質問サイトにて幾らでもアドバイスを求めることができます。
 
そして何よりも、全国最安値もしくはそれに近い販売価格のお店を、瞬時に知ることができます。
要するに、
「本当に良い商品、本当に自分のニーズに相応しい商品を、より安く購入する手段」
を、
自宅にいながら時間もコストもほとんどかけずに、最良の選択ができるようになった
というわけです。
 
これは同時に、失敗コストも大幅に減少しているはずです。
すなわち「自分のニーズに全然合わない商品を、誤って購入してしまった」とか、「悪質な業者から購入してしまった」といったケースです。
そのため泣く泣く代わりの商品を買い直す、といったユーザーにとってマイナスの消費も、減少していると幸田は考えます。
経済には本来このような、多くの「ムダ」が含まれています。ところが現在はその「ムダ」要素が大きく削ぎ落とされ、スリム化していると言えます。
 
これらはITの恩恵であると同時に、価格が下へ下へと向かう、つまりデフレに拍車がかかる原因となっていると考えられます。