既定路線「第三次世界大戦へ」

政治・経済

ウクライナ情勢、混迷の様相を呈している。
これが第三次世界大戦の引き金となる、という話をしたい。
 
 

経済戦争もまた、戦争である

言うまでもないだろう。
 
「戦争即ち悪」というのであれば、そりゃもう経済戦争だって「悪」である。
戦争ってのは、互いの生命や財産を実力でもぎ取ろうとする行為の事である。
その手段として兵器を用いようが、兵器を使わず外交的に相手を追い詰めて経済封鎖、経済制裁を試みようが、一緒ではないか。

経済封鎖し、経済制裁という形で相手を追い込み、相手国民の生存権を侵す。相手国家の生存権を侵害する。これは立派な戦争である。
相手の国民は、兵器使用による生命の危機こそ受けないが、経済的に追い詰められ生命の危機が生じる。兵器による攻撃でなくとも、経済的攻撃はそれに匹敵する脅威と言える。
 
いや、兵器によって攻撃を喰らえば一発であの世行きだが、経済的攻撃は一般市民が真綿で包んで締め付けられるような、地獄の苦しみを長期間味わい続ける。むしろそっちの方が、たちが悪い。
 
つまり、如何に経済制裁と嘯こうが、食らった側からすれば戦争そのものを仕掛けられていると認識するのだ。
 
 

岸田政権もロシアに戦争を仕掛けている

岸田政権、日本政府はまさに、今回それをやっている。
珍しく極めて早いタイミングで、旗幟を鮮明にした。さっさと西側陣営のケツに引っ付いて、ロシアバッシングを始めた。
マスゴミも一斉に、アンチロシア報道を展開した。
 
かつて大東亜戦争前、経済封鎖、経済制裁で酷い目にあったのは、他ならぬ日本ではないか。
日本人が一番、身に沁みてそれを理解していなければならない筈ではないか。
……の筈なのに、今の政府自民党の振る舞いは、一体何を考えているんだ!? バカ過ぎるぞ。
 
政府自民党のバカさ加減は、それにとどまらない。
日本政府によるロシア制裁開始から、1ヶ月遅れること2022/03/25。岸田首相が「物価の高騰に対応するための緊急対策を指示した」という報道があった。
 

【Reuter】 2022/03/25
“原油・物価高対策を来週指示、4月末までに取りまとめ=岸田首相”
https://jp.reuters.com/article/japan-kishida-idJPKCN2LM0PN
 
[東京 25日 ロイター] – 岸田文雄首相は25日、月例経済報告等に関する関係閣僚会議であいさつし、原油価格や物価の高騰に対応するための緊急対策を「4月末までに取りまとめるべく、来週指示する」と述べた。

 
遅過ぎるんだよバカタレが!!(呆)
 
 

無能極まりない政府自民党

資源大国ロシアに経済制裁を行えば、回り回って資源に乏しい日本にブーメランが戻ってきて、結局自分達が苦しむ事になる……という簡単な構図が読めないのか!?
 
政府自民党は、ロシア制裁を始めたら日本にどういった影響が生じるのか、を予め充分検討し、それから制裁に踏み切るべきだった筈である。
少なくとも、ロシア制裁のアナウンスとワンセットで、日本国内に生じる問題について対策案を示すべきだった。
 
今頃つまり初動から1ヶ月も遅れて、しかも「1ヶ月後を目処に」対策するなんて、バカか!!(怒)
 
在ウクライナ邦人への退避指示だとか、何から何まで全て後手後手。無能極まりない。
北方領土返還平和交渉が、ロシア側から打ち切られた。日本側は今更憤っているが、当たり前の話ではないか。
 
政府自民党は今、経済制裁という名の攻撃をロシア行っているんだ、という事実を、私達一般市民も真剣に考えるべきだろう。
 
 

アメリカさん真っ黒

岸田政権、日本政府だけの話ではない。一番のバカは、アメリカさんである。
アメリカさんこそが、おバカの総大将である。
 
そもそも今回のロシア・ウクライナ侵攻の直接責任は、アメリカさんにある。
実はアメリカさんこそが、20世紀半ばに今回の火種を作り、それを長らくメンテし続け、21世紀前後からは直接的に火種を大きくし、ロシアに圧力をかけているのである。
 
プーチン・ロシアはなにも昨日今日、いきなりブチ切れてロシア侵攻を開始したのではない。
少なくとも20年近く、アメリカさんがウクライナで胡散臭い事をやっているのに業を煮やし、さんざん我慢を重ねた挙げ句とうとうブチ切れてウクライナに侵攻したのだ。
 
 

実情が次第に明らかになりつつある

そういった構図が、ウクライナ問題に関心の薄い我々日本人にはよく見えなかったが、実情が次第に明らかになりつつある。
 
たとえば南アフリカ出身の、著名な女性戦争ジャーナリストであるララ・ローガン氏。
今回、ロシアによるウクライナ侵攻の背景をリポートしている。
西側メディアは早速、氏に対し盛大なバッシングを始めているようだが、それこそが氏のリポートの重要性を裏打ちしていると見て良い。
 
氏によると、元々第二次世界大戦後、ウクライナにはナチスの本部が存在したらしい。
第二次世界大戦の戦後処理を担ったアメリカさんは、ドイツ本国のナチス本部は潰したが、一方でウクライナのナチス本部は潰さなかった。……どころか、長らく陰で支援していたのだとか。
 
つまり現・ウクライナのネオナチ勢力というのは、ネオナチ(新興ナチ)というより旧ナチの残党、旧ナチの亡霊……ということになる。
 
プーチンが指摘し、彼らが東部ドンバス地方でロシア人を虐待していると訴え、それを西側陣営が
「ンなワケね~べ(ワラ」
と否定。
 
だが、プーチンにしろララ・ローガン氏の指摘にしろ、おそらく正鵠を射ている。実際のところヨーロッパ安全保障協力機構や国連高等弁務官事務所も、ネオナチ勢力による深刻なジェノサイド事案が発生している事を公式に認めている。
西側マスコミがいかに詭弁を弄しようと、事実は揺るがない。
 
 

ちんち○芸人ゼレンスキーは西側の傀儡

またララ・ローガン氏のリポートに依らずとも、アメリカさんが旧ソ崩壊後、ウクライナに積極的に手を出していたのは明白である。
 
2004年のオレンジ革命――親ロシア政権を打倒し親西側政権を樹立――にしても、2014年のマイダン革命にしても、裏でアメリカさんが手を引いていた事が知られている。CIAのみならず、ヴィクトリア・ヌーランド国務次官(オバマ政権時は国務次官補)がクーデターに関わっていたという証拠が、ボロボロと出てきている。
 
現・ウクライナ大統領のゼレンスキー擁立も、カネの出所が判明している。
ちんち○芸人として知名度のあるゼレンスキーを支援して、映画に出演させ、
「政治シロートの男が大統領に立候補するとどうなるのか!?」
というイメージをウクライナ国民に浸透させ、かつそれを実現させた。西側陣営の某大物投資家JS氏が、そこに巨額の支援を行ったと判明しているらしい。
 
 

西側陣営の裏に潜む者

というわけで、ゼレンスキーは単なる「西側陣営の傀儡」であることが解かる。
ではなぜ、アメリカさんを含む西側陣営というのは、こういう事を企てるのか。
 
ちなみに西側陣営というのは、国際社会の奥の院、いわゆるディープステート(DS)と呼ばれる意思の「実働部隊」である。
その、最近よく耳にするディープステートとは何か。
 
その正体は、
「旧約聖書を信奉する白人達による、世界支配の意図を共有する人々」
である。

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Posted by 幸田 蒼之助