ノートなんざ捨てちまえ!!(笑) 「ひらめき脳」を鍛えて日本再建

休日は読書三昧

 
茂木健一郎氏の対談やセミナーを、YouTubeでよく見かけます。
ムチャムチャ面白いです。頭の良い方々の対談というのは、新たな刺激あり、テンポ良し無駄ナシで実に心地良い。ただし一発で理解できず、即座に止めて何度か聞き返しようやく理解に至る、というケースもちょくちょくありますが・・・・(^^;

幸田は普段メモをほとんど取らない人間なのですが、久々に気になるフレーズをメモりました。
「創造性とは前頭葉の『意欲』と側頭葉の『経験』の掛け算」
「側頭葉の経験を組み合わせ替え、結びつけ替えて引き出すのが創造性」
なるほどねえ。
慌てて動画を停止し、Evernoteを立ち上げてメモしましたよ。
 
ところが数日前に、前掲の本を購入し読んだところ、ちゃんと同じことが書いてありました(笑) な~んだ、メモする必要なかったじゃん(^^;
 
というわけでここからが本題になります。
なぜ、幸田はメモを取らないのか。
 
ノートを取る習慣がなかったからです(笑)
ではなぜ、ノートを取る習慣がなかったのか。幸田は小学生時代より、ノートを取る必要性を感じたことがなかったからです。
 
だって、ねえ・・・・(^^;
学校の先生が授業中、一生懸命黒板にたくさんの字を書き並べます。生徒は必死になってそれをノートに書き写します。
でも、それって全部教科書に書いてあるじゃん(笑)
 
さらには参考書の1冊も購入すれば、板書と同じ内容がキレイに整理され、色を付け傍線まで引いてあります。
それをひと目見れば済むこと。どうしてわざわざ手間かけて、ノートに写し取るの!?
うん、今でもその意義がわかりません(^^;
 
そもそも、書き写す手間をかける分、先生の説明を聞き取る方が疎かになります。説明を聞きつつ、自らの頭で咀嚼する余力を失います。そちらのデメリットの方が余程大きい。
 
ちゃんと説明を聞き、「お、なるほど!!」と感じることの方が、どれだけ重要か。
幸田は偶然、その効果効用をガキんちょの頃からよく知っていました。「お、なるほど!!(アハ!体験)」の重要性については、奇しくも茂木氏が前掲の本で何度も述べています。
 
というわけで小学生中学生、高校生のみなさん。
たった今から、ノートを取ることなんざ止めちまいましょう。無駄です。
その分授業をよく聞き、「お、なるほど!!(アハ!体験)」と感じ、脳にビンビン刺激を受ける機会を増やしましょう。
 
あるいは、
「教科書にはこう書いてある。先生はこう言っている。しかしそれは本当だろうか」
と疑う機会を増やしましょう。
授業中一杯、頭をフル回転させましょう。教科書に目を通し、先生の話を聞きつつ、いろいろなことを考えましょう。
授業とは「書く作業をする時間」ではなく、「頭をフル回転させる時間」なのです。
 
日本の教育はここ数十年、板書をひたすら受動的に書き写し、ただひたすら暗記することに終始し、その分自ら考える、咀嚼する機会を大幅に減らしてしまいました。
今の大人がダメダメなのは、日本社会全体がダメダメなのは、そういった点も大きく影響してるんですよね。
 
メモなんぞ取るヒマがあったら、茂木氏の本を読み、何かに気づくこと、発想すること、ひらめき創造する脳をつくっていきましょう。
無駄なことはどんどん止める。必要なことは積極的にやっていく。これこそが日本再建の処方箋だと思います。
 

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