歴史の本を読んでいて呆れてしまった
大くくりに言うと、これが自虐史観というヤツですね。
ちょっと本を読み始めただけで、びっくりするくらいたくさん目につきました。
幸田は元々歴史を専攻したかったくせに、こういう歴史学会の憂うべき状況を充分に認識できていませんでした。あらためて驚かされました。
歴史というのは自国のアイデンティティそのものです。
ですから歴史学は極めて重要です。自国語の次に大事だと言ってよいでしょう。
それがこの有り様では、そりゃもう戦後日本がいつまでも立ち直れないのは当然のことです。
また、読み進めつつ痛感したのですが、通史をいくら丁寧に読んで勉強しても不十分ですね。
「歴史を学ぶ」だけであって、「歴史に学ぶ」わけではありません。
真に重要なのは「歴史に学ぶ」の方です。それこそが実学です。「歴史を学ぶ」のは、専門家とマニアだけでいい。
しかし「歴史を学ぶ」の方のテキストはあっても、「歴史に学ぶ」の方のテキストはあまり聞きません。
なんだか歴史の教科書を書きたくなってきました・・・・(笑)
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