いつか来た道!? 「現在の日本は戦前戦中とそっくり」 - 中編

2016/09/22歴史ってすっげ~面白い,国際社会と「日本人の矜持」

セオドア・ルーズベルトの思惑とは?

非常に重要な事なのですが、このユダヤ系大統領は、なにも善意で日本に与したわけではありません
「日本に恩を売ることによって、大陸における利権獲得の足がかりとしたい」
という思惑があったのです。
 
つまり、対ロシア戦に勝利した日本が、国防上の理由から満州の権益を得ます。
これに対し、
「満州において、アメリカと鉄道を共同経営しよう」
とユダヤ系資本の鉄道王エドワード・ハリマンを送って交渉してきたのです。
 
ところが日本の外務大臣小村寿太郎は、
「満州の利権は現地の人々のものである。我々日本人が、勝手にアメリカに対し与えて良いものではない」
と、道理を盾に彼らの要求を拒絶します。
 
 
 

歴史のターニングポイント

つまり、日本の近現代史のターニングポイントは、正にここだと言えます。
アメリカはこの時、日本との利害の対立をハッキリ認識するのです。明確に「敵」とみなします。
 
以降、徹底的に「日本叩き」を行うのです。
強調しますが、アメリカは日露戦争直後から一貫して、事あるごとに日本叩きを繰り返しているのです。
 
大東亜戦争時、アメリカは日本に対し、
「宣戦布告もなしに、ハワイ真珠湾において先制攻撃を仕掛けてきた。悪いやつだ。侵略行為だ」
と主張し、自らの応戦を正当化しました。
 
しかしフランクリン・ルーズベルト大統領は、それ以前から蒋介石中華民国と手を組み、裏で悪どいジャパン・バッシングを繰り返しているのです。
日本による真珠湾攻撃の直近には何度か、日本に対し奇襲攻撃を計画しています。攻撃直前になって諸事情により頓挫していますが。・・・・
 
つまり、
 

  • ペリー来航の時点で、日本にとってアメリカは潜在的な「敵」だった。
  • アメリカは日本に対し、既に日露戦争直後から「敵」とみなしていた。
  • アメリカは表裏両面において、さんざんジャパン・バッシングを行ってきた。
  • 真珠湾攻撃による開戦以前にも、アメリカは日本に挑発を繰り返してきた。
  • 日本攻撃も何度か計画していた。ただし諸事情により、実行直前に頓挫していた。
  • 従って大東亜戦争は『日本による侵略戦争』ではない。
  • アメリカが戦う気満々であった以上、日本の努力によって回避できるものでもなかった。日本の努力による開戦回避の余地は極めて低かった。

 
というわけです。
学校の歴史教育では、それを教えません。ですがこれは、日本人全員が知っておくべき歴史だと思います。
 
 
後編へ続きます。

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