「幸と富に溢れる社会」とは、どうデザインすべきなのか考えていきたい

2017/02/20インチキ縄文歴史観を粉砕する, 政治・経済, 雑談


 
明けましておめでとうございます。
 
新年一服目は、Villiger EXPORTを吸っております。丸ではなく四角張った葉巻です。
美味いのですが、たばこ税、たばこ特別税(なんじゃそりゃ!?)、道府県たばこ税、市町村たばこ税そして消費税と5種類も課税され、実に65%もの税率がかかっています。
そう考えると悲しくなりますね。
 
納税には本来、ちゃんと根拠が必要なのです。
「義務だから払わんといかん」
ではないのです。
私達一般市民が、私達の諸権利や国益を守るという目的において、政府や自治体に「供託」しているものなのです。ですから正確に言えば、「課税」「徴税」という概念すら誤っています。

ましてや政府や自治体が好き勝手に税率を上げて良いものでもないし、好き勝手に使途を決めて良いものでもありません。
たばこは嗜好品だから65%徴税して良い、ではありません。今の日本、おかし過ぎます。
 
そうそう。
幸田は本日明け方、寝起きに久々漫画を読んでいました。
 
アメリカ国防総省に勤める優秀なエンジニアが、ふいに日本を訪れます。
なかなか本国に戻る様子がないのを危惧し、在日米軍のお偉いさんが彼を探し出します。そして何故日本に来たのかと問い質します。
周囲が緊張に包まれる中、彼は答えます。恋人に会いに来た、と。
「ああそうか。それなら良い」
とお偉いさんがあっさり答えたため、周囲の日本人がズッコケます(笑)
 
そうです。これが先進国における、一般市民の当たり前の認識なのです。
家族だとか彼女のため暫く休暇を取ることなど、当たり前の権利なのです。あっさり認められ、驚くのは日本人位のものでしょう。
 
ましてや、
「パパ、日曜日も仕事なの?」
と涙目の可愛い娘を追い払い、或いは高熱を出して寝込んでいる妻を放置し宮仕え。・・・・
こんなことは、「個人の自立」という意識が全く確立していない証拠です。
 
そういえばこんな話題が持ち上がっています。
 

【情報速報ドットコム】 2016/12/31
“【炎上】飲食店の張り紙が大炎上!休みを拒否、年明け営業を巡って!「休みが多いスタッフ=会社への貢献度が低い」”

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-14878.html

 
歴史や社会思想をも研究するビジネスコンサルとして、指摘させて頂きます。いろいろおかしいです。
 
アルバイトとは本来、プロパーをアシストする立場です。
アルバイト主体で回すオペレーションだとか、そういったオペレーションを軸とするビジネスモデル自体がそもそもおかしい。
 
プロパー並の待遇をアルバイトに保証し、労使納得の上でそのようなビジネスモデルを構築しているのなら構いません。
しかし現実は、アルバイトの経済的劣勢につけ込み、格安の時給でプロパー並の業務と責任を追わせているわけです。で、会社への奉仕を強要し、あろうことか正月休みすら取り上げる。
これは経営者のエゴです。経営者としてのモラルに反します。本来やってはいけないレベルにまで、平然と踏み込んでいると言わざるを得ないのです。
 
年末、佐川急便がパンク状態だということで話題になりました。ヤマト運輸の業務も相当苦しかった、と聞きます。
 
幸田は大学受験浪人時代~大学時代と、ヤマト運輸で事務のアルバイトをしていたため、運送業がどれだけ小さな利益の積み重ねで回っているか、多少把握しています。
いやしかし、それでも驚きました。某最大手通販荷物を配達した際の、荷物1個あたりの配達員へのインセンティブが、わずか10円なのだとか(^^;
 
重い荷物を抱えて階段を上り、配達完了で10円ですよ。
そんなもの、インセンティブとは言いません。幼児の駄賃です(笑)
1日のインセンティブをかき集めても、昼飯代にすらならない。いやその昼飯を食べる時間すらない(!!) 運送業界第2位のヤマト運輸でさえ、その有様。・・・・
奴隷でさえ、もっとマシですよ(^^;(^^; いやホントに。

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