「服装の乱れは心の乱れ」は論理的におかしい・・・・と気づかないのはおかしい
幸田はまぢめで穏やかな平和主義者なのですが、妙に正義感や反骨精神が強いようです。
突然、奇妙なタイミングで立腹スイッチが入ります。ひとり、勝手にぶりぶり怒り出します(^^;
例えば、マンガ(笑)
幸田もたまにはマンガを読みます。最近「おくさまが生徒会長!」というマンガを見かけ、なかなか笑えたので既刊全巻読みました。
巨乳美人の(^^;、お堅い風紀委員長が登場します。大きな胸をぶるんぶるん揺らしつつ、
「服装の乱れは心の乱れ~っ!!」
なんて叫びながら、生徒の服装チェックを行います。
で、幸田はそんなシーンにおいて、突然立腹スイッチが入っちゃうわけですよ(笑)
服装の乱れは心の乱れ。・・・・
手垢にまみれたフレーズです。いわば常識として通っています。異を唱える人を、見たことがありません。
しかし、ホントですか?
確かに、心の乱れている人々の中には、少なからず服装が乱れている、或いは服装に心の乱れが現れている人もいるかもしれません。
つまり「逆」の論理に関しては一部、納得出来なくもないです。
でも、服装が乱れると、心が乱れるんでしょうか?(笑) おかしいですよね(^^;
「服装の乱れ = 心の乱れ」
という、命題の論理的図式は成り立たちません。
中高生からすれば、大人の大半は好き勝手な服装をしているように見えるでしょうけれど、ということは大人の大半は心が乱れているのでしょうか。いえいえ、そんなことはありません。
そもそも服装の乱れを正すと、心の乱れも解消されるのか!?(大笑)
何の根拠もないですよね。そんなデータは見たことがないです。
先生方や、或いは巨乳美人の風紀委員長が(笑)一生懸命服装を正すよう指導しても、心の乱れが正されるわけではありません。
どう考えたっておかしい。つまり命題に対する、「裏」の論理も成り立ちません。
しかしそんなトンデモ論が、事実上の常識として通用しています。
なぜ、多くの日本人はそれに気付かないのか。日本人の思考力はそこまで低下しているのか!?
非常に嘆かわしい、と感じます。
だから突然、立腹スイッチが入っちゃうんでしょうかね・・・・(^^;
ちなみに幸田は1980年代、少年期を過ごしました。
中学校時代、頭髪は五分刈りを強いられました(ちなみに頭髪の規制というのは、明白な憲法違反です) まだまだ体罰教師が存在しました。
そういった理不尽な扱いに対する不満が、潜在意識に深く刻み込まれているのかもしれません。
しかしまあ、いずれにせよ、たかだかマンガを読んでいて腹が立つなんて、幸田もホント人間が出来ていませんなあ・・・・orz
そっちの方が、余程嘆かわしいことかもしれません。わははは(滝汗)
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