日本のソフトウェア開発業界がヤバい

ビジネス・起業

日本はIT後進国、と言われる。
これには色々な側面がある。一概に何でもかんでも後進国かと問えば、そうとも言えない。
少なくともソフトウェア開発分野においては、決してそうではないと思っていた。
 
が、どうも怪しくなってきたようである。近年、ソフトウェア開発力が落ちているのではないか、と疑わしくなってきた。
 
例えば先日来話題になっている、マイナンバー関連のトラブル。

あれ、ソフトウェア側の問題だとすれば、呆れる程低レベルなバグだよ。
余程複雑なDBデータ紐づけならともかく、たかだか住民票情報レベルならば、DBシステム設計開発の初歩の初歩だ。
それを天下の大企業、F社がやらかすなんて、どうなってんの!?
 
日頃幸田が実際に呆れているケースとして、例えばWebでの店舗情報検索機能など。
 
大手ファストフード企業のMcD社や、弁当屋H社のサイトなど。他にも多数ある。
店舗検索が、ハナっからGPS利用前提で設計されているんだよね。バカじゃね!?
デスクトップPCにはGPSなんぞ無いし、モバイルだって幸田のように、セキュリティ懸念からGPSをOffにしている人間もわんさか存在する。
そういう可能性を、全く考慮していない設計。
 
弁当屋H社のWeb店舗検索なんか、ホントにマヌケだよ。
エリア「九州」、県名「福岡県」しか選択出来ない。当然、県下に250店舗位あるので、対象が全く絞りきれていない。
250店舗の一覧から、近所の店舗を探し出せと言うのか。全然使いものにならんじゃねーか(怒)
 
ファストフードと言えば、某大手牛丼チェーンなんかも酷かった。
スマート端末で検索をかけると、余計なバナーか何かが表示され邪魔になり、一部リンクを選択出来ない……とか。
別チェーン店でも同様のバグがあったんだけど、多分同一の開発会社が作ってるんだろうね。
 
某大手ピザ宅配のWebオーダーシステムも酷い。マジでバグだらけ。
最悪のケースは、注文ボタンが押せない(不活性状態)とか。アホだろ(苦笑)
過去のクーポン番号が何度も利用可能だったり、逆に過去のクーポンを一覧から消去したいのに、消去ボタンが効かなかったり……。
そもそも全般的に、使い勝手もよろしくない。
 
つまりSEのレベルが落ちているんだろうなあ。
Webシステムってテストが難しいのは確かだけど、上記の例は流石に酷い。
設計時点で当然考慮されるべき問題だったり、テストで真っ先に気付きそうなバグが目につく。
 
そういった事例を目にするに、やはり日本のソフトウェア開発業界も、次第にレベルダウンしているのかもしれない。ヤバいわ。……

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