困難の時代のビジネスを考える - その1
国家財政破綻については、10年以上前から語られてきました。
世界秩序の崩壊、特に中東リスクなどについても、やはり何年も前から語られてきました。
アメリカの凋落についても同様です。
いよいよ、それらの兆候が、誰の目にも明らかになってきています。しかもそれらリスクの多くが一気に。・・・・
困難の時代に突入するのは、もはや時間の問題だと思います。
さて、その困難の時代を、地方にて商売を営む零細経営者として、どう切り抜けるべきでしょうか。
サバイバルのシナリオを、ちょっと考えてみたいと思います。
例えば中東危機から先に発生したと仮定します。
日本にとっての大きな問題は、まずは石油の供給が止まることですよね。
サウジあたりで内政問題が生じると、途端にそれが現実化するわけです。或いはその他の産油国で発生しても、世界規模で原油価格の高騰が起きます。
それが、地方で商売を営む我々に、どういう影響をもたらすか。
燃料代が高くなる、或いは手に入らなくなるため、輸送費の高騰を招くはずです。
これまで他所から当たり前のように、原料を調達して生産活動を行っていた産業が、ビジネスとして成り立たなくなってきます。
同様に他所から製品を調達して、販売を行うようなビジネスが、難しくなってきます。
現にそういったビジネスを行っている方々は、どう対処すべきでしょうか。
またそれらのビジネスに代わって、どんなビジネスが台頭するのでしょうか。
流通という、ごく当たり前の活動に支障が生じる時、当然ながら地方のビジネス環境も激変するはずです。
・・・・という具合に、身近なところで生じる細かい変化に目を向け、1つずつ想像を積み重ねていくと、来るべき困難の時代にどう対処すべきか、見えてくるのではないかと思います。
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