知られざる「日本のピラミッド」が織りなす三角形

2018/04/09インチキ縄文歴史観を粉砕する

以前、こんな記事を書きました。
 

【幸田蒼之助の休日】 2016/12/23
“「やりすぎ都市伝説SP」で紹介されなかった「日本のピラミッド」”

https://offtime.sohnosuke.com/archives/11621

 
日本各地に、謎の古代遺跡があります。
山頂まで巨石を運び上げ、加工し、磐座(いわくら)と呼ばれる謎の遺構を構築しています。
何らかの観測施設なのか、或いは祭祀施設なのか、不明です。
「日本のピラミッド」と呼ばれています。

まさにこの「日本のピラミッド」が、幸田の地元にあります。「母智丘」という場所です。
現在幸田は某フリー小説サイトへぼ小説を連載していまして、それにその母智丘ネタを取り上げようとしていて、ふと気付きました。
 
母智丘の列石は、確か桜島の方角を向いているのです。
早速某マップツールを使用し確認したところ、記憶に間違いありませんでした。
「ん!? 現在は樹木に覆われていてよく見えないけど、樹木がなければ霧島も見えるのではないか?」
と思い、これも確認。うん、やはり間違いありません。
 
で、よく見るとその夾角が、何とぴったし90度!!
 
まさかと思いつつ、桜島及び霧島までの距離を測ると、「母智丘~桜島:母智丘~霧島=2:1」という結果に!!
あ、いや、どこが頂点なのか不明なので、正確に2:1であるとは言えません。
ただ、山体の中央付近を頂点と仮定すると、ほぼ正確に2:1だと思われるのです。
 

 
いやいや驚きます。
母智丘の列石は、縄文時代もしくはそれ以前の遺跡だと考えられています。
つまりその時点で、数十km離れた地点との位置関係を計測する、測量技術があったということになります。
いやいや、信じがたい話ですけれど、それを裏付けるようなケースは沢山見つかっています。
 
折しも先日、以下の記事を書きました。
 

【幸田蒼之助の休日】 2018/02/02
“宮崎神宮の参道はなぜ、真南よりわずかに東向きなのか”

https://offtime.sohnosuke.com/archives/12393

 
これなどまさに、その典型例かもしれませんね。
古代史ミステリー。興味は尽きません。

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