「鬼の洗濯板」ははたして自然に形成されたモノなのか!?

歴史ってすっげ~面白い

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たまたまYouTubeお勧めにあがってきたため、以下の動画を視ました。
 

 
これがホントに海底遺跡かどうかはよくわかりませんが、以前こんな記事を書いた人間としては大変興味深いです。

で、
「我が出身地、宮崎はどうか」
と興味を持ちまして、手始めに鵜戸神宮沖から順に、Google mapで調べてみました。
鵜戸神宮とは、記紀神話の海幸彦の嫁さん豊玉姫が、海岸端に建てられた未完成の産屋でウガヤフキアエズ(正しくはウカヤフキアワセズ)を生んだ跡といわれています。いつ創建なのかも判らない程、古いです。
 
残念ながら海底遺跡らしきものはみあたりませんでしたが、その代わり目についたのが「鬼の洗濯板」
ジモティの癖にあまり興味がなかったんですけど、今あらためて見ると、結構広範囲に存在するんですね。ちょっとびっくりです。
 
で、気になったのは、
「何でこんなモノが出来たのか?」
ということ。
巨大な熊手でならしたような形状をしています。
 

コレってホントに、自然に出来たんですかね!?
国の天然記念物にも指定されているそうなので、他に例をみない(もしくは極めて稀な)自然地形物ってことなんでしょうけど。
宮崎だけ、もしくは極めて稀なモノが、何十kmもの海岸線に出来ているって、あり得るんでしょうかね。
 
これが自然に出来たプロセスとしては、地質学知識ゼロの幸田が想像するに、

  1. 垂直方向に切り立っている地層が、地殻変動により、海際でほぼ完璧な水平になった。
  2. それが海の波に洗われた。
  3. 地層の柔らかい部分が波に削られ、硬い層のみが残って、現在の形状(鬼の洗濯板)となった。

ということでしょう。
 
となると、写真通りの形状となるためには、

  • 地層の各層の厚みは、概ね均等でなければならない。
  • 各層は、硬い層と柔らかい層がほぼ交互に存在しなけれならない。
  • 地層は地面とほぼ水平に変化した筈(角度がつけばその分、縞の間隔のバラツキが増す筈)
  • 地層の向きと、波のぶつかる向きが同一でなければならない(波が真横からぶつかるようでは、これだけキレイな縞模様が残るのは難しくなるのでは?

という条件が考えられるわけですよ。かなり、シビアな条件だと思います。
 
ところが、宮崎県内各地で見かける地層って、こんなに各層の厚みの揃った地層ではないんです。一般的(だろうと思われる)、各層の厚みのバラバラな地層なんですね。
なので、波に洗われただけで、こんな熊手で引っ掻いたようなキレイな形状になるのか、と感じたわけですよ。
 
一般的な地層って、こんな感じ。
 


 
色々と写真を見比べて頂ければ、皆さんも同じように感じるのではないでしょうか。

【Google画像検索】
“鬼の洗濯板”
https://www.google.co.jp/search?q=%E9%AC%BC%E3%81%AE%E6%B4%97%E6%BF%AF%E6%9D%BF&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwjQxqzv77jwAhWMdd4KHf-gALUQ_AUoAnoECAEQBA&biw=1115&bih=707&dpr=1.2

凸も凹も、幅が概ね揃っているように見えます。それぞれの高さも、大体均一ではないでしょうか(凹の高さは海水のため確認出来ませんが)
そうそう、地層が硬いだの柔らかいだのと書きましたが、それぞれ硬さはバラバラの筈です。なので、幅はおろか高さまで均一に近いというのは、ちょっと信じられません。より硬い地層の箇所は高めの凸として残り、もう少し不揃いのデコボコとなってよさそうなものです。
 
それから波の打ち寄せる角度について。
これもGoogle mapで確認すると、地点によりバラバラなのです。地層の走る向きに対し、幸田の想像通り真っ直ぐ打ち寄せている地点もあります。が、斜め方向に打ち寄せる地点もあるのです。
そして、地層の向きに対し真横からぶつかるように、波が打ち寄せる地点の方が多いように感じます。
どうなってんでしょうか……。地質に詳しい方、教えて下さい。
 
加えて、縞が概ね平行に走っているのも、意外だと感じます。
広範囲にわたってホントに真っ直ぐなんです。まるでどこぞのお寺の日本庭園のように。
一般的な地層って、もっと各層の厚みがガタガタしてませんかね!? よほど全ての層がキレイに揃っていないと、何kmにもわたって真っ直ぐな縞が形成されるとは思えないんですけど。……
 
なぜ、そんな疑問を抱くかといいますと、同じく宮崎の高千穂峡が人工の運河ではないか、と幸田はちょっと疑っているからです(笑)

【Google画像検索】
“高千穂峡 柱状節理”
https://www.google.co.jp/search?q=%E9%AB%98%E5%8D%83%E7%A9%82%E5%B3%A1+%E6%9F%B1%E7%8A%B6%E7%AF%80%E7%90%86&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwj4z9mU-LjwAhXNDaYKHXLgDmAQ_AUoAXoECAEQAw&biw=1115&bih=707&dpr=1.2

見るからに、ゴリゴリと巨大重機で削ったような感じですよね。
学者先生方は、
「これは自然地形だ。柱状節理だ」
とおっしゃいますが、そもそも柱状節理の形成って、学者先生方の説明に納得いきますか!?
 
こういう動画もあります。数年前に世界中で話題になりました。
柱状節理は植物由来の自然地形だ。昔の木々は巨大で、しかも珪素で形成されていた。それが石化した物が世界中に存在する。珪化木もまさに、元々珪素の木々だろう……という新説が披露されています。
 


 
ユニークで、非常に興味深い説だと思います。
全部に納得しているわけではありませんが、こういった柔軟な発想は大好きです。
宮崎高千穂峡の柱状節理も、少なくとも学者先生方の唱える説通り形成されたとは思えないですね。
 
で、その次が「鬼の洗濯板」というわけです。
 
ちなみにこの鬼の洗濯板、日向灘に面した宮崎の海岸線に、ざっと二十数キロにわたって存在します。
その北端が青島神社、(概ね)南端が鵜戸神宮というのも、何か意味があるような気がしてなりません。
 
何しろ宮崎の古代史はミステリアスなのです。以前こんな記事こんな記事を書いたのですが、色々と謎だらけで興味深いです。
 
なお、卑弥呼邪馬台国も宮崎ですよ。魏志倭人伝には卑弥呼の墓について、
「冢を大きく作る。径百余歩(注:約150m)」
と描写されていますが、まさにそのドンピシャが、かつて宮崎市にありました。邪馬台国宮崎説については、是非拙著をお読み頂きたいと思います