金持ちになることが目的ではないが・・・・

2013/01/28

信用度・信頼度を上げ自由を得る

1万円札。実体はただの紙切れです。
お金持ちになりたい、と願っている人にうかがいます。ただの紙切れをたくさん欲しがっていますか?(笑)
違いますよね。
 
もちろん我々 BizPlant も、紙切れをたくさん持ちましょうよ、と言っているわけではありません。
当たり前ですな(^^;

別の稿でも述べましたが、お金とはアナタの、社会における信用度や信頼度を示している、と言えます。
そしてアナタの信用度や信頼度に応じた、自由を得ることができるのです。モノや時間を手に入れる、という自由を得ているわけです。
 
つまり「金持ちになる」のは、
より多くの自由を得るための手段である
ということです。
お金をたくさん手に入れることそのものは、実はどうでもいいはずです。より多くの自由を得る手段を持つ、というのが本来の目的なのです。
 
この、目的と手段の違いを意識していない人が、意外と多くて驚きます。なので敢えて書きます。
そしてもう1つ大事なのが、近年この「自由」が形を変えてきている、ということです。
 
 

社会は「雇われる側の人間」を守らない

昔は、企業や社会が「雇われる側の人間」を守ってくれました。
守らざるを得なかったのです。スキルを身に付けた従業員は企業の資産でした。昇給や昇進、終身雇用、福利厚生の充実といった方法で従業員を囲い込んできました。
 
勘違いしてはいけないのが、(一部のアットホームな経営者を除き)基本的には資産防衛の意味合いで次第に形成された、雇用環境に過ぎないということです。
なにも「日本型の良き企業風土」ではありません。昔の経営事情では、従業員を資産として防衛すべきだったというだけです。
 
ところが、低成長期に入りました。女性の社会進出も進み、バブルの一時期を除き労働者が大幅に余り始めました。
さらには機械化やマニュアル化が浸透すると、相対的に従業員の「資産価値」が下がり、従業員を守る必要がなくなってきました。
 
 

IT化が従業員の「資産価値」を破壊した

そして高度情報化社会の到来が、その流れを決定的にしました。
 
これはもう、やむを得ません。
コンピューターが難しいことを肩代わりしてくれるので、従業員は技術が要らないわけです。
知識も情報も、コンピューターをちょちょっと操作すれば簡単に揃います。従来資産とみなされていたスキルの高い従業員はその価値を失い、安価なパートやアルバイトでも代用可能になりました。
 
ビジネス論的に言えば、価値の低下した資産はお荷物でしかないわけですよね。
維持費がかかるばかりで採算が合いません。いわば高額な固定費です。
パートやアルバイト、または派遣といった安価な変動費に変更してしまいたいのです。
 
企業は従業員を守るどころか追い出したい。いや正に、今そういう時代になりました。現在の日本社会を眺めれば、明らかだと思います。