日本人の矜持はどこへ!? モラルに反する東京五輪誘致活動

最近あらためて感じること。東京電力は原発事故対策に、本気で取り組む気などさらさらないですね。
いやそもそも東京電力は、事故直後の段階で音を上げてバンザイ状態でした。
 
彼らにしてみれば、
「原発は国策だから請け負ってきた。それが天災をきっかけに事故った。にも関わらず我々が中心になり、自腹を切って延々対処するのはおかしい」
と思っているわけです。なぜ、国が主導しないのか、と。政府が責任を持つべきではないのか、と。

事故直後に菅直人元首相から怒鳴りつけられ、しぶしぶ対処しているものの、以降2年以上も責任を押し付けられたまま放置されているような状態。
やる気などなく、むしろいい加減に対処して問題をちょこちょこと起こし、さっさと政府に引き取ってもらいたいというのがホンネでしょう。
 
漏れ伝わってくる、東京電力の言い分も解らないではありません。原発に関する最終責任は結局、政府にあるのですから。
甚大事故です。国内のみならず、海外にも大きな影響を及ぼします。ハナっから国が主導し、予算も充分つぎ込んでしっかり対処すべきでした。政府の力で国内外の叡智を結集し、一刻も早い事態収拾に取り組むべきでした。そのためにこそ、我々一般市民は復興増税を応諾したわけですよね。
 
ところが現実はどうでしょうか。
民主党政権も自民党政権も、事故対策に何ら関わろうとしません。それどころか安倍首相にいたっては、海外において原発受注のトップセールスを行う有り様。
 
儲かれば何でも良し、なのでしょうか。
ひとたび事故が発生すれば、国が滅ばんばかりの危機的状況を招くシロモノなのです。自国にて実際にそういった状況が発生し、収拾不能に陥っているのです。
そんなモノを他国に売ろうというのですから、開いた口が塞がりません。人としてのモラルに欠けています。それこそ先ほど話題にした、「日本人の矜持」はどこへ行った?、と問いたいものです。
 
原発事故問題は最近、新たなステージへと進んだ観があります。
汚染度がいよいよ決定的なところまで高まり、人手による作業がそろそろ厳しくなりつつあります。手詰まりの状況に陥りつつあります。
そんな中、やっと政府が重い腰を上げた・・・・と思ったら今度は東京オリンピック誘致活動なのだとか(^^;
 
それも、
「汚染の範囲は限定的だ」
だとか、
「東京は福島から250kmも離れているから問題ない」
だとか、
「7年後(開催の2020年)には、放射能汚染問題は片付いている」
だとか、ウソ八百並べ立てての誘致活動です。これまたモラルの欠如と言わずして何と言うべきでしょう。幸田は1日本人として、こういった一連の安倍自民党政権のやり方を許しがたく思います。