民主主義というシステムが理想通り稼動するための条件

2013/01/23政治・経済

私達はこれまでに一体、お金に換算していくらぐらい、政治家のヘマの尻拭いをしているのでしょうか。想像すると恐ろしくなります。
いや、お金で解決する問題ばかりとも限りません。
 
その損失を最小限に食い止める方法とは、一刻も早く彼らをリコールすることです。しかし日本にはその手段が最初から存在しないわけですから、これは不完全以外のなにものでもありません。
 
そもそも幸田は個人的に「間接民主制は民主主義システムではない」と考えています。
直接民主制は技術的に充分可能なのに、いつまで経ってもそれに移行しない理由は何か。その1点だけでも、「日本は民主主義国家」という看板のウソは明白です。間接民主制という名のついた、非民主主義システムに過ぎません。
 
他にも欠陥はたくさんあります。とりあげればキリがありません。
その、欠陥だらけの不完全なシステムが、我々一般市民の幸や富を、どんどん奪っていくわけです。
 
後者も極めて重要な要件ですよね。
 
政治、行政の腐敗に関しては、半分は我々一般市民の責任です。常に目を向け、問題があれば積極的に声をあげていくべきなのです。
庭山市議へのインタビューを視聴しつつ、痛感させられます。繰り返しますが、「我関せず」では民主主義社会の構成員たる責務を果していないのです。
これは我々経営者も例外ではありません。いや経営者こそ、より大きな声をあげていくべきでしょう。
 
民主主義システムというのは、このようにシビアな要件を満たした時、ようやく理想的に稼動するものです。
 
幸田は今の日本を、あるいは今の地方を、非民主的で「幸や富の減少する社会」と見ています。
庭山市議の例は群馬県桐生市です。この桐生市がまさに、幸や富の減少する社会構造の典型だと感じました。大なり小なり、全国の地方都市および国の状況に一致します。
これを、民主的で「幸や富のあふれる社会」に変えていく努力を、日々少しずつでも積み重ねていきたいものです。

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Posted by 幸田 蒼之助