困難の時代のビジネスを考える - その4
一般にはよく病院で見かける、黄色い三角形の放射線管理区域マーク。あれは、
「0.6μSv/h以上なので、健康被害の懸念がありますよ。だから管理区域指定されていますよ」
という意味だそうです。
このモニタリングデータをみれば、原発半径30kmどころか、もっと広い範囲で放射線マークを張り巡らさないといけないのは一目瞭然です。
政府は何も知らず、マスコミは東京電力に盾突けず、
「安全だ。安全だ」
と連呼していましたが、案の定とんでもない話なんです。
被災地の方々には大変気の毒なのですが、風評被害がどうだとか、米の作付けがどうだとか、既にそんなことを言っている状況じゃないんですよね。
さっさとご自分達が退避しないと、数年後に深刻な健康問題が生じるでしょう。
放射性物質拡散予測図を見ると、ここ数日で首都圏も、バサっと放射性物質を被ります。
首都圏に限らず、日本全国時間の問題です。もはや被災地は東北北関東に限りません。
しかも事態の長期化は必至です。
原発1~3号機は、国内外の専門家によれば既にメルトダウン状態で、圧力容器、格納容器とも損傷。放射線ダダ漏れ状態。
さらには水素爆発や水蒸気爆発を避けるべく、ぎりぎりの綱渡り状態が続いているとのことです。その綱渡り状態が、数ヶ月から数年続くというのです。
そうです。現状でも日本は、崖っぷちに立たされていると言えます。
しかしながら、さらにずっと悪いシナリオも、覚悟せざるを得ないと私は思うのです。
政府やマスコミは、何一つそんな深刻な状況を報道しませんが・・・・。
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