「事業の成長イメージ」とは

2013/01/29

大阪のおばちゃんのお尻こそがビジネスのイメージ

ベテラン漫才コンビ、「大木こだま・ひびき」のネタ。大阪のおばちゃんは凄い、という話。
 
電車に乗り込んできたおばちゃん。座席に、狭~い隙間を見つける。
「ほらほらあそこが空いてまっせ」
と強引に片方のお尻をねじ込み、ぶいんと腰をひねってもう片方のお尻をねじ込む。強引に狭い隙間をこじ開けて、座ってしまう。
「こんな狭い隙間に、こ~んなデカい尻は入りません、と小学校で習ろたやろ?」
というもの。

初めて聞いた時は爆笑しました。
しかしながらこの笑えるイメージこそが、実は起業イメージそのものだったりします。
つまり我々のような、リソースに乏しい企業家のビジネスイメージは、
まずは物凄く狭い隙間になんとか入り込み、力でこじ開けてスペースを拡げていく
というものなのです。
 
 

最初は1商品、1サービスでよい

よりたくさんの顧客のニーズに応えようと、最初からたくさんの商品やサービスを揃え、広い看板を掲げるのは、どうやら間違いのようです
いきなり10の商品やサービスを並べるより、1つの商品やサービスをスムーズに提供できるようにすべきです。なぜなら乏しいリソースをできるだけ分散させたくないので。
最初からたくさんの商品、サービスを扱えるのは、リソースに余裕がある大きな企業だけです。
 
多くの起業初心者が、まずここでつまづいています。
あ、幸田も十数年前の起業時に、ここでひとコケしました(笑)
 
まずはたった1つで良いので、どのライバルよりもスムーズに商品やサービスを提供できるよう、プロセス(作業工程)やフローを磨き上げていきます
ハナっからたくさんの顧客をつかむ必要もありません。その代わり、アナタを強く信頼してくれるお客さんを、少しずつ増やします。
 
それが出来てから、はじめて2つ目の商品、サービスを投入します。1つめのプロセス、フローを流用し、よりスムーズに2つの商品やサービスを提供します。人、資本、時間といったリソースの消費を最小限に抑えます
ここまで出来て、ようやく3つ目4つ目を投入し、ビジネスの間口を拡げます。これこそが「事業の成長イメージ」です。
 

バリエーションとは何ぞや?

2つ目以降の商品、サービスは、1つ目のバリエーションが良いでしょうね。
創業時から一生懸命磨き上げたプロセスやフローをそのまま活かせるものを選びます。ノウハウを武器にし、同じように生産して提供するのです。Aという商品、またはサービスの提供が事業として軌道に乗ったら、次は(商品Bではなく)「A’」の提供を事業化するということです。