高校生よ。実学を志せ!!

2013/01/23政治・経済, 雑談

そして、そういう状況に何の危機感も持たない、「金の卵」たる生徒達自身にも問題がある、と私は思います。
 
生徒達自身も、中学生や高校生にもなれば気付いているはずです。今、日本は極めて危機的な状況におかれている、と。
それをどうにかするのは、将来の自分達だ、と。
かつ、今学校で強いられている教育カリキュラムは、社会に出て全く役に立たない。貴重なリソースを大量に浪費するばかりか、その分貴重なものを失っている、と。
もっと、学ぶべき大切なことがたくさんある、と。
 
気付いているはずですが、そこから行動に移す「金の卵」が、一体どれだけいるでしょうか。
 
幕末の指導者達は、儒学を柱とする当時の愚にもつかない学問に見切りをつけ、
「次の時代にはこれが必要なはずだ」
とそれぞれが「実学」を身に付けました。
「実学」が、新しい時代を切り拓く起爆剤となりました。
 
教育とは、学問とは、本来ちゃんと目的をもって修めるべきはずです。そこが今、全く見えない。
目的が曖昧なまま教育カリキュラムを与える者がいて、与えられるまま無批判にそれを受け入れる者がいます。
そこに「実学」は存在しません。人材は育ちません。
 
ファミレスにたむろする高校生を通して、日本の将来が見えました。
暗澹たる思いです。何とかすべきだと切実に思います。

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