広瀬隆講演会「リニア新幹線と原発」


 
リニアモーターカーというのは、

  • パブリックコメントによれば97%が建設反対。
  • 単に線路を敷設する従来の鉄道と異なり、(推進装置を延々敷設するため)膨大な建設コストがかかる。
  • 地震多発地帯の地下40mに、通常より大きなトンネルを直線に掘る。地震リスク。環境破壊。コスト増大。
  • 莫大な電力を消費する。ざっと原発5つ分。原発再稼働要求にも繋がる。
  • WHO基準の1万倍にも及ぶ、強烈な電磁波を浴びる。乗客は勿論のこと、運転手が危険。
  • 東海道新幹線の利用者は減少傾向。加えてこの先にあるのは少子化人口減。
  • 延々、真っ暗なトンネルを走るのに利用者が見込めるのか? 速いだけなら飛行機でも良いはず。
  • JR東海には建設費用を負担する財力がない。金を出すのはルート上の自治体。試算総額は国家プロジェクト規模。

どう考えてもバカげていますねえ。だから97%が反対しているわけですな。
 
(運賃の高い)新幹線よりランニングコストがかかるので、新幹線以上の運賃を設定しなければ採算が合いません。
速度というメリットに目を向ければ、新幹線ではなくリニアという選択もあるのでしょうけれど、残念ながら強力なライバルが存在します。飛行機なら運賃も安く、速いわけです。つまりビジネスとして成り立たせるのも、極めて難しいと言わざるを得ません。
 
私達一般市民はまず、積極的に利用することはないでしょうね。
国会議員の先生方や、一部の財界リーダーの方々など、いわゆる特権階級の人々のみの利用に限らそうです。
 
そんな、ビジネスにもならず公益にもかなっていないモノに、巨額の税金を投じるのまっぴらごめんです。
高度経済成長期以降、私達一般市民の手からこうやって幸と富がこぼれ落ちていきました。リニアモーターカープロジェクトは、まさにその再現です。97%が反対していながら、誰も止めることができません。
これこそがインチキ民主主義国家日本の実態であり、今日の経済的政治的苦境の原因だと幸田は考えます。