バカげた国立博物館は税金の無駄遣いなのでやめちまえ!!
酷い失策であるとか、税金の無駄遣いというのは、やはりちゃんと告発すべきだと思う。それも一般市民にとって、極めて重要な責務ではないだろうか。
というわけで昨日、福岡太宰府の九州国立博物館に行ってきた。
で、あまりに酷いと思ったので告発する。
場所の選定にあたった関係者は全員、雁首揃えて出てこい!! 腹を切れ!!
いまだ何らかの公職に就いている者は、当然クビだな。既に引退している者達は、せめて10年分なり20年分なりの報酬を返上しろ。
公職にある人間があれだけバカな失策をやらかしているんだから、当然そのくらいの処分を受けて当然ではないか。
皆さんご存知の通り、九州国立博物館というのは、観光地として名高い太宰府天満宮の傍らに建てられている。
なぜ、そんなバカなことをしたのか。
恐らく、
「国立博物館なんて、どうせ利用者は少ないだろう。利用者が少ないのに多額の税を投入するとなると、当然批判も増える筈。ちょっとでも利用者を増やしたい。……そうだ、名高い観光地の傍らに建てれば、ついでに立ち寄ってくれる人もいてある程度の利用者増を見込めるだろう」
……なんて、実にアレな思考で候補地選定したんだろうと想像する。
だが、実情はどうか。――
当たり前の話だが、観光客が、観光のついでに国立博物館なんぞに立ち寄るか!?
ニーズが全然違うじゃねーか。ゼロではないにしろ、まあ立ち寄らないに決まってんだろ（苦笑）
実際、昨日幸田が直接見て判明したが、天満宮の方は観光客で賑わっていた。が、博物館の利用者はその百分の一もいなかった。
ほら見ろ、と言いたい。
そんな当たり前のこと、政治家や官僚などは解らないのか？
国立博物館が無理矢理観光地の一角に建てられているため、色々と酷い。肝心の博物館利用者にとってみれば不便以外のなにものでもない。
まず、アクセスが悪い。多数の観光客――それもほとんどが韓国人――に混じって現地に向かうのである。
昨日はバスを利用し赴いたのだが、観光客が多過ぎて満席。一発でバスに乗れず、20分待って次の便に乗った。さらに福岡国際空港経由だったので、そちらからの乗客も増えすし詰め状態。
いざ現地に着くと、博物館への誘導が一切無かった。
一応周辺地図はデカデカと掲示されているのだが、どう進めば良いかが書かれていない。
つまり、とにかく天満宮に参拝すれば、自然と博物館正面へ誘導される……という構図である。
とはいえこちとら、天満宮に用はない。観光客の人混みもウザいので、なるべく避けたい。
なので立て看板地図を眺め、
「地図と方角が一致せんから（これも問題）ようわからんけど……多分、こっちが博物館への最短距離か」
と想像し10分歩いたところ、博物館正面ではなく脇側に辿り着いてしまった……orz
実はこの博物館、無理矢理天満宮の傍らに建てたため、結構な高台上にある。なので本来は、天満宮側からエスカレーターや遊歩道を利用して（高台に上り）入館するらしい。
が、立て看板地図からはその経路が判明しない。
そのため坂道を10分歩かされるという動線の悪さもさることながら、エスカレーターが利用出来ず、坂道や階段を延々と上らされる羽目に（号泣）
ちなみに幸田の行き着いた博物館脇側には、身障者のため、わざわざ専用のリフトが作られている。
バカな場所に博物館を建てると、そういうムダ金もかかっているわけだ。まともな場所にまともな建物を建てれば、身障者用エレベーターの設置だけで済んだ筈なのだが。
というわけで、肝心の展示物など。――
結論として、あんなおバカ博物館、ハッキリ言って「要らん」わ!!（怒）
なんつーか、時代錯誤も甚だしい。バカな連中がヌルい仕事ばっかやってるから、盛大なる予算の無駄状態を創出している、と言わざるを得ない。
九州国立博物館は、確か2000年代早々にオープンした。幸田もオープン直後に一度足を運んでいる。
その時点で、時代は既に高度情報化社会に突入しており、ネット上の諸情報もその増加に加速がかかっていた。
つまり我々一般市民は、もはや博物館なんぞに足を運ばずとも、展示物の写真は幾つもネット上で確認出来るし、展示物の情報だって幾らでも検索できる。博物館オープン時点で、そういう時代に片足を突っ込んでいたのである。
ましてやオープン数年後には、もう既存の博物館の存在価値なんてほとんど無かったわけだ。
それでも我々一般市民が、敢えて博物館に足を運ぶ動機付けであるとか、博物館の意義を高める試みが必要だった筈である。
単に色々な遺物なんかを並べ、簡単な解説ラベルを付けて、見栄え良く展示すればいい……では済まない。
が、その辺に何の工夫も改良も見られない。
見事に、何の工夫もない。
これを関係者の怠慢と言わずして、何と言うべきか。
わざわざ時間と金と体力を費やし、敢えて博物館まで足を運んだ利用者達に対し、なにか申し開きが出来るか!? 出来んだろバカ共め（怒）
以下、展示品のラベルの例。
Wikipediaをはじめとするネット検索情報の方が、まだ充実してんじゃねーか。
「朝鮮半島無文土器の影響を受けて成立し……」
って、その根拠をちゃんと書けよ！
やたらとあちこちに「朝鮮半島の影響を受けて……」なんて記述が目立つが、完全に印象操作だろ（怒）
案内や解説をしてくれる、ボランティアの方々が常駐している。
幸田は昨日知ったのだが、これって九州の博物館だけらしい。なるほどその点は確かに、他所の博物館より良いかもしれないが、しかし先程書いた、
――敢えて博物館まで足を運んだ利用者達のニーズ
を充分満たせるとは言えまい。現に幸田がちょっと突っ込んだ質問をすると、あっさり音を上げる。
他にも挙げるとキリがないのだが、例えば上記のラベル写真のように、何やら地名が書かれているものの、それが産地なのか出土地なのかの区別さえつかない。
展示品が本物なのか、レプリカなのかも書かれていない。ちなみに幸田はオープン早々、一度レプリカにダマされている。
とにかく全般的に、工夫が足りな過ぎる……としか言いようがないのだ。
展示品を見ていくうちに疑問が増える一方だったが、それをその場で調べられるような端末もない。
各自持参しているスマート端末を使って、暗い展示室内で不自由な思いをしつつ、ポチポチ画面をタッチしググるしかない。
無駄にゴージャスな建物。広い展示室を無駄に使った展示ケース配置。見栄えには気を使うが利用者への配慮が全く足りない。
幸田は今回、福岡市の真ん中からバスを乗り継ぎ、1,600円と2時間を費やして九州国立博物館に行った。
前述の通り、坂道と階段を散々上らされ、ヘロヘロになって到着。
入館料700円と、中身の陳腐さ、それに比例する無駄にゴージャスな館内に唖然。収穫ゼロで、いや完全に収支マイナスで、ぐったり疲れて帰宅。
こんなバカな施設に、多額の税金を投入するなと声を大にして言いたい。
学術予算は野党利権である。野党議員は全員、責任取って辞任しろ!! これまで得た報酬は全額返上せい。いやそれでも、この盛大なるムダ遣いを穴埋めは出来まい。
現在の日本は、国民一人あたりのGDPが20位台後半にまで低迷している。もはや先進国と名乗るのも恥ずかしいレベルであり、ムダ金を費やす余裕はどこにもない。
バカ政治家共が官僚と結託し、更なる増税を企むが、我々一般市民は全力で阻止すべきだろう。
そしてこのような、ムダ金の支出を止めさせる。
これは我々一人一人が声を上げるべきだろう。今回、へろへろに披露しつつ痛感した。
