盲目の政府、金で東京電力に支配されているマスコミの情報がいかにデタラメか、次第に明らかになってきています。
海外では大震災直後から、
「スリーマイルのレベル5を超え、チェルノブイリのレベル7に継ぐ、レベル6に達するだろう」
と言っていますが、国内では今頃になって「レベル6の可能性」などと言っています。
困難の時代のビジネスを考える - その4
大震災により露見する「ナレッジ喪失と企業弱体化問題」
ここ数年、幾つかの大手企業に潜り込み、業務の実態を見てきました。
大手企業ほど、長期にわたる固定費、すなわち人件費の削減に腐心しています。
その結果不足するマンパワーの穴埋めを、派遣もしくは下請け中小企業に依存する構図が出来上がっています。
大手企業社員は、いわば特権階級化しています。管理と称し、上部とのコミュニケーションや下部への作業指示、データ取りなど上っ面の作業に終始します。
煩雑な実務や汚れ役は全て、派遣や下請け企業社員が担っています。
結果、実務面の細かいノウハウは、大手企業本体から失われているんですよね。
困難の時代のビジネスを考える - その3
大震災の発生で、巨額の財政支出は避けようがない状況です。
しかしながら与謝野経済財政担当相の口から、「民間の国債引き受け余力は上限に近い」という話が出てきています。
また国債の日銀引き受け上限を引き上げることは、「財政規律の崩壊、財政破綻をもたらすことになる」と否定的です。
困難の時代のビジネスを考える - その2
被災地では、救援物資が山積みになっているのに避難所へ運べない、という問題が起きているそうです。
偶然にも、少し前にこんな文章を書きましたが、燃料不足が経済や実生活にどれだけ大きな影響を与えるか、今回の地震でまざまざと見せつけられた思いがします。
我々が今、ごく当たり前に感じている生活だとか社会、経済というのは、高度に発達した物流の恩恵だと、いまさらながら痛感します。
そしてそれを下支えするのが、石油燃料。燃料の安定供給が途絶えれば、物流も簡単に止まります。
流通に支障が生じるとビジネスは・・・・
奇しくも10日ばかし前に、こんな文章を書きました。
原因は異なりますが、まさに書いた通りの状況が起きているようです。
つまり、関東や東北の取引先から、商品を仕入れられないという状況が発生しているようです。
またこちらからお客様に対し、商品を発送したくても、関東や東北では配達作業がストップしているのだとか。
女性の衝動買いとマーケティング
昨日「ほんまでっかTV」を見ていると、面白い話が出ていました。
あ、昨日と言いましても、なにしろ宮崎ローカル局のことです。
他所の地域では、既に何週間も前に放送済みのプログラムかもしれませんが・・・・(笑)
男が買い物に行って、気になる商品を見つけた場合、即座に、
「あ、これは使い道がないから要らない」
とか、
「おそらく使用頻度が低いから、結局高くつく。要らない」
といった具合に価値判断を行います。
困難の時代のビジネスを考える - その1
国家財政破綻については、10年以上前から語られてきました。
世界秩序の崩壊、特に中東リスクなどについても、やはり何年も前から語られてきました。
アメリカの凋落についても同様です。
いよいよ、それらの兆候が、誰の目にも明らかになってきています。しかもそれらリスクの多くが一気に。・・・・
困難の時代に突入するのは、もはや時間の問題だと思います。
さて、その困難の時代を、地方にて商売を営む零細経営者として、どう切り抜けるべきでしょうか。
サバイバルのシナリオを、ちょっと考えてみたいと思います。
安売り戦略を回避する
私の会社は、ソフトウェア開発業です。宮崎で、主に企業の業務システムを開発しています。
会社の業務システムを1本、ゼロから開発するのは、物凄いコストがかかるんですよね。
大手の基幹システムなんてものは、何百億円規模になります。
例えば先日まで関わっていた、大手企業の補助システムは、50億円と聞きました。
基幹システムではなく、補助システムで50億円ですよ。
某グローバル開発会社が受注開発し、そのくせ品質が低すぎて使い物にならなかったんですが(笑)
ビジネスのシステムが最適化されていないと・・・・
寿司が食べたい、と御母堂様がのたまうので、TELで予約注文しお店へ取りに行くことに。・・・・
Googleで回転寿司を探すと、なんとまあ8軒しか引っかかってこないんですよね。
んでもって高い。
安そうなお店をみつけたんですけど、今度はWebサイトががなくてメニューがわからない。
そこは、店内でも食べられるものの席数が少なく、主は宅配のお店だそうです。
それなのに、Web上にメニューを露出していないなんて、どういうことでしょう。
地方に求められる経済政策とは「起業家育成と起業支援」
地方の経済政策と言えば、まず公共事業。
そして、企業誘致。
大抵その程度しか思いつかないそうですね。
公共事業が大幅に減少した今日、宮崎でも「いかにして企業を誘致するか」といった議論ばかりしていると聞きました。
県民会議での話だそうです。不毛ですな。