国際社会と「日本人の矜持」

前編より続きます。
 
 
繰り返しになりますが、幸田はべつに、北朝鮮の肩を持とうとしているのではありません。
ただ現在の情勢を、なるべく客観的に見るべきだと思うのです。なぜか。我々が、他ならぬ「日本人」だからです。
 
 
 

まともな歴史を学ぶ機会を奪われている

当ブログでは何度か取り上げていますが、敗戦後の日本は教育をぶっ壊されました。特に歴史教育を徹底的にぶっ壊されました。
日教組の定める「教科書採択基準」に沿った教科書のみが採用され、まともな歴史を学ぶ機会を奪われています

2017/05/17政治・経済

4/1、幸田は新居に引っ越しました。
その前後数日、ネットに繋げず、勿論テレビも見ず(持ってませんが….笑)・・・・の生活。
 
で、4/4夜にやっとネット開通したんですが、途端に飛び込んできた北朝鮮情勢に驚かされます。
わずか数日の情弱生活中に、随分といろいろな出来事があったようですね。
 
しかしまあ、飛び交う情報(というか解釈)がいろいろとインチキ臭くて、現代のサムライ幸田としては(笑)、世論に一喝したい気分です(^^;

2017/05/09TPPと経済グローバリズム,歴史ってすっげ~面白い,毒舌企画!! 「常識のウソ」

前編より続きます。
 
 
確かに私達は今日、マイカーに乗り高速道路を使用し、容易に遠方へ遊びに行くことが出来るようになりました。
しかしそういった交通網の利用は、年に何度あるでしょうか。
私達は実際のところ、どの程度の恩恵を受けているのでしょうか。負担している税額に見合っているでしょうか。
 
一番恩恵を受けているのは、結局のところ、
「整備された交通網があるからこそビジネスの成り立つ、大企業」
ではないでしょうか。
すなわちAmazonのような大手通販業者や、彼らの商品配送を手がけるヤマト運輸のような企業が、その典型です。
 
 
 

デフレ・スパイラル

彼ら大手企業が地方の隅々にまで営業の手を拡げた結果、日本経済はどのように変化したのでしょうか。
まず私達一般消費者は、
「よそで生産されたより良い商品を、より安く手に入れることが出来るようになった」
というメリットがあります。これは非常にありがたいことです。
 
しかし一方で、
 

  • 力のある企業へ、富がどんどん集約される構図が出来上がった。
  • 反対に地方の中小零細企業は、次第に富を奪われる構図が出来上がった。
  • 地方経済は右肩下がりとなり、一般消費者の家計も次第に右肩下がりになってきた。
  • それらがデフレ・スパイラルを生んだ。

 
といったデメリットを被っているのです。ちょっと長い目で見れば、私達一般消費者にとっては致命的なマイナスとなっているわけです。
 
 
 

その先にあるもの

これが正に、現在のAmazonとヤマト運輸の状況に繋がります。
Amazon本体の売上は右肩上がりですが、そこに商品を供給する生産者やメーカーは、実に熾烈な営業を展開し血みどろの争いを繰り広げています。
 
その配送を担うヤマト運輸。
元々積極的な企業努力を続け成長してきた会社ですが、近年はAmazon等の影響でそれも追いつかず、そのしわ寄せが従業員に。・・・・
 
配達1件あたり10円という、子供の駄賃に等しい(笑)インセンティブを貰うのみで、早朝から深夜まで過酷な労働を強いられているようです。
正に奴隷そのものです。無理を続けて体を壊せば、使い捨ての憂き目に会います。
 
 
 

自由主義経済社会の「縮図」

この問題は、何もAmazonやヤマト運輸に限った話ではありません。全業種、概ね同じ状況が見られます。
 

  • 敗戦後の日本政府は、国土全体に画一的な経済政策を適用した。
  • 過度の交通網整備を行い、大企業にとってビジネスし易い環境を整えた。
  • その上で自由主義経済の原則を徹底追求。
  • 地方経済が細り、私達一般消費者の財布も痩せてきた。
  • 結果、勝ち残った大企業さえも苦境に陥りつつある。
  • そのしわ寄せは、大企業の従業員(=私達一般消費者)にまで及ぶ。

 
Amazonやヤマト運輸の問題は、正に「自由主義経済社会の縮図」である、と言えます。
この、負のスパイラルこそが、自由主義経済社会の成れの果てなのです。
 
 
 

「win-win」ではなく「収奪」

幸田はビジネスコンサルして、
「商売とはwin-winの関係を構築することだ」
というポリシーを持っています。
 
顧客とwin-winの関係を築く。どちらか一方のみがトクする取引であってはいけない。
さらには自社と従業員、顧客企業とその従業員の関係もまた、win-winであるべきだと思っています。これは企業経営者のモラルでもあります。
 
ところが自由主義経済原理というのは、本質的にwin-winではないのです。
 

  • どこかを草刈り場とし、時には顧客を騙したり脅したりしてまで富を吸い上げる。
  • 次々と新たな草刈り場を求め続ける。
  • いよいよ草刈り場が尽きれば、ひとつの巨大市場内で熾烈な生存競争を繰り広げる。

 
そこにはwin-winの関係など存在しません。
自由主義経済原理とはすなわち、本質的にwin-winの成り立たない世界なのです。
 
 
後編へ続きます。

2017/05/09だからこそ「憲法改正」


 
先日駅前のバス停で立っていると、目の前のロータリーで「平和憲法を守る会」的な名称の団体が、マイク片手に一生懸命九条護持を訴えていました。
アヤシげな団体ではなく、ご高齢の方々が学者の意見を聞きつつ、真面目に勉強している団体のようでした。
 
バス待ちの10分強、聞くともなしに聞いていました。しかし残念ながら、びっくりするほど稚拙なことを述べているんですよね(^^;

2017/05/09ビジネス・起業

隣の区に転居しました。
そのため色々と動き回りつつ感じた、身の回りの経済問題について、ちょろっと語りたいと思います。
 
 
 

只今無料で配布中で~す

近所のスーパーに、荷造り紐やゴミ袋を買いに行きました。
入り口で女性から、
「只今○○を無料で差し上げておりま~す」
と声をかけられました。

2017/05/09毒舌企画!! 「常識のウソ」

幸田はまぢめで穏やかな平和主義者なのですが、妙に正義感や反骨精神が強いようです。
突然、奇妙なタイミングで立腹スイッチが入ります。ひとり、勝手にぶりぶり怒り出します(^^;
 
例えば、マンガ(笑)
 
幸田もたまにはマンガを読みます。最近「おくさまが生徒会長!」というマンガを見かけ、なかなか笑えたので既刊全巻読みました。
巨乳美人の(^^;、お堅い風紀委員長が登場します。大きな胸をぶるんぶるん揺らしつつ、
「服装の乱れは心の乱れ~っ!!」
なんて叫びながら、生徒の服装チェックを行います。
 
で、幸田はそんなシーンにおいて、突然立腹スイッチが入っちゃうわけですよ(笑)

2017/05/09TPPと経済グローバリズム,歴史ってすっげ~面白い,毒舌企画!! 「常識のウソ」

幸田はウソやインチキが大嫌いです。
一方で、ウソやインチキに簡単に騙されるヤツも大嫌いです(^^;
 
「常識のウソ」なんてモノは、ホントに大っ嫌いです。
なんでそんなモノがこの世に存在するのか。騙すヤツもアレですけど、騙されるマジョリティもおかしいでしょ(笑)
 
幸せで豊かな社会を築くのに、ウソやインチキは不要です。
というわけで、久々に「常識のウソ」ネタを書きたいと思います。

2017/05/09雑談

突然、引越が決まりました。
いや現在の仮住まいが酷すぎるんです(苦笑)
幸いにして格安で、現住居よりマシな住まいを確保しました♪
 
引越ってホント頭使いますね。物凄くメンドーです。
諸々、手続きがたくさんあります。物件を決め契約書を取り交わすだけでも、随分と動き回りました。
丁度引越シーズン真っ只中なので、引越屋さんを確保するのも大変でした。
 
さて、問題はその次です。敵は身内にあり・・・・じゃないのですが、荷造りをどうするか。
手狭な室内を見回しつつ、憂鬱になります。

2017/05/09魏志倭人伝の謎が解けた!!

その5より続きます。
 
 

神武天皇は紀元前1世紀に宮崎を発ち、畿内へ向かった

神武東征の出発点、即ち神武天皇カムヤマトイワレヒコの本拠地は、日向国ということで間違いないと思います。
記紀にもハッキリとそう書かれていますし、宮崎には多数の神武伝承が残っています。また考古学的成果からも、太古の日向国が大きな軍事行動を起こせるだけの強大な国力を有していたことが明らかです。

2017/05/09インチキ縄文歴史観を粉砕する,休日は読書三昧


 
学術的な本でありながら、非常にアツかった。感動で涙が出そうになりました。
こんな本、初めてです。
 
著者は後藤和民氏。加曽利貝塚の調査や遺跡保存運動、そして加曽利貝塚博物館の立ち上げに関わった方。
 
敗戦時、父親の仕事の都合で半島にいたため、身一つで引き上げてきたそうです。
裸一貫で開拓民となり家計を支えつつ、兄と交互に夜間高校を卒業。そして28歳にして漸く、明治大学に入学し考古学を専攻。筋金入りの研究者です。