国家財政破綻については、10年以上前から語られてきました。
世界秩序の崩壊、特に中東リスクなどについても、やはり何年も前から語られてきました。
アメリカの凋落についても同様です。
いよいよ、それらの兆候が、誰の目にも明らかになってきています。しかもそれらリスクの多くが一気に。・・・・
困難の時代に突入するのは、もはや時間の問題だと思います。
さて、その困難の時代を、地方にて商売を営む零細経営者として、どう切り抜けるべきでしょうか。
サバイバルのシナリオを、ちょっと考えてみたいと思います。
困難の時代のビジネスを考える - その1
安売り戦略を回避する
私の会社は、ソフトウェア開発業です。宮崎で、主に企業の業務システムを開発しています。
会社の業務システムを1本、ゼロから開発するのは、物凄いコストがかかるんですよね。
大手の基幹システムなんてものは、何百億円規模になります。
例えば先日まで関わっていた、大手企業の補助システムは、50億円と聞きました。
基幹システムではなく、補助システムで50億円ですよ。
某グローバル開発会社が受注開発し、そのくせ品質が低すぎて使い物にならなかったんですが(笑)
ビジネスのシステムが最適化されていないと・・・・
寿司が食べたい、と御母堂様がのたまうので、TELで予約注文しお店へ取りに行くことに。・・・・
Googleで回転寿司を探すと、なんとまあ8軒しか引っかかってこないんですよね。
んでもって高い。
安そうなお店をみつけたんですけど、今度はWebサイトががなくてメニューがわからない。
そこは、店内でも食べられるものの席数が少なく、主は宅配のお店だそうです。
それなのに、Web上にメニューを露出していないなんて、どういうことでしょう。
地方に求められる経済政策とは「起業家育成と起業支援」
地方の経済政策と言えば、まず公共事業。
そして、企業誘致。
大抵その程度しか思いつかないそうですね。
公共事業が大幅に減少した今日、宮崎でも「いかにして企業を誘致するか」といった議論ばかりしていると聞きました。
県民会議での話だそうです。不毛ですな。
霧島新燃岳の噴火
霧島新燃岳の噴火で、非常に迷惑しています。
火山灰が凄いんですよね。一昔前の鹿児島みたいな状況です。
私は喘息持ちなので、大変です。早々から変調をきたしております。
火山灰は、ケイ素というガラス質です。
目に入れば目が痛いし、吸い込めばアレルギー体質の人は咳き込みます。
灰に届けば喘息が悪化します。
地方の現状
ほぼ1年ぶりの更新。
何度も訪問された方々、どうも申し訳ございません。
今後しばらく、気合を入れて更新に励みます。
さて、私こと昨年春より半年程、神奈川住まいの東京通いを経験しました。
そして宮崎県みやこんじょに戻りました。
物凄い落差に、あらためてショックを受けております。
価格競争からの脱出
先日、ちょろっと宮崎の実家に戻りました。
福岡宮崎間の移動手段は、ひどいものです。
鉄道は全く使い物にならず、飛行機は割高。車だと運転がしんどい上に、ガス代高速代に泣きます。
で、必然的に高速バス利用ということになります。
今回初めて、新興会社の高速バスを利用しました。
うっかり、予約時に大して気にも留めなかったのですが、4列シートと書いてありました。
いざ乗ってみてびっくりですよ。座席が、成人男性の肩幅より狭いわけです。これは辛い。
シロクロはっきりするまでは、慎重に報道せよ - おまけ
先日、「シロクロはっきりするまでは、慎重に報道しろ」という文章を書きましたが、直後、ダイヤモンドオンラインに同種の記事が掲載されました。
[ダイヤモンドオンライン]
週刊上杉隆「検察という国家権力にすり寄る記者クラブメディアの醜悪」
http://diamond.jp/series/uesugi/10111/
私の文章の主旨と、近いものがあります。
身近なところで感じる、経済状況について、思い付くままに。
福岡の、西新という土地の近くに住んでいます。
天神や博多の次くらい、つまり福岡市内で3番手争いの町、といったイメージでしょうか。ちょっとした繁華街です。
昨年夏のことです。西新のビデオレンタル(大手チェーン店)に行って驚きました。
3階ワンフロア全て、書籍売り場だったはずなのですが、いつの間にかリサイクル衣料の売り場に変わっていたんですよね。
2階も同様。CD売り場が縮小され、半分はコミックレンタルに変わっていました。
完全に、不況型のビジネスに転向していますね。あらためてショックを受けたものです。
「安売り」価格競争の功罪 - おまけ
先日たまたま、安売り戦略を否定するブログを書きましたが、丁度VOICEにも同様の記事がありました。
[VOICE記事]
http://voiceplus-php.jp/ronbun/index.html
VOICEの記事によると、
「コモディティ製品の安売りは海外のジャイアント・プレーヤーに勝てない。だから安売り土俵で戦うのではなく、プレミアム土俵で勝負すべき」
とのこと。なるほどなるほど。