欧州会議、1つのスケジュールを消化したようです。
関係者は前進を強調していますが、さすがにメディアの論調にも先行きの厳しさが滲んでいます。
方針があらかた定まったのは、以下の2点。
ギリシャの経済、財政を立て直すための支援として、どうしても債務の減額が必要ということ。
少し前まではギリシャ国債を保有する金融機関に対し、
「ギリシャの借金を21%まけてやってくれ」
と要請していたわけですが、夏以降の情勢悪化を考慮すると、
「やっぱ21%じゃムリだわ。50~60%まけてやってくれ」
と要請する方針がまず、まとまったんですね。
結局どうなの? 「欧州金融危機」
どう動いているの? 「欧州金融危機」
欧州金融危機に関する状況がどのように進展しているのか、さっぱり掴めませんね。
数時間かけて、国内のみならず海外の記事まで読み漁りましたが、イマイチよく解りません。
記事を読みながら感じるのですが、メディアの報道1つ1つが断片に過ぎず、作業全体の進捗が見えないんですよね。
中身は随分とポジティブに書かれています。特にロイターの記事。
合意に達した、決定した、と前向きな情報が先行します。しかしよくよく読めば、実施には大きな困難を伴ったり、裏側に大きな問題が存在したりするのです。
またもや「国益」はいずこへ!? - 日韓通貨スワップ協定
[日銀と韓国中銀、日韓通貨スワップを300億ドルに増額]
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK064066820111019
ロイター 2011/10/19 12:03
[東京 19日 ロイター] 日本銀行と韓国銀行(中央銀行)は、両行が結んでいる円と韓国ウォンKRW=を相互に融通し合う通貨交換(スワップ)協定の限度額を現在の30億ドルから300億ドルに増額する。増額は2012年10月末までの時限措置。
世界金融市場の不確実性による影響の緩和を目指す。日銀では、韓国の国際収支に問題はないが、世界の金融市場では緊張が高まっており、不確実性の高まりに万全を期す、と説明している。
韓国ウォンは9月中旬以降、世界的な新興国通貨の下落の流れのなかで急落、10月4日には1ドル1208ウォンと15カ月ぶりの安値を付けた。
この記事は、事実を少々歪曲しています。
要するに韓国は外貨準備が不十分で、決済に支障をきたしているのです。
ゴキブリやセミの減少。そしてキオビエダシャク!!
7月上旬以降、以下の3つの文章を書きました。
[ゴキブリやセミの異常減少。まさか放射性物質のせい!?]
http://holiday.toypark.in/?p=478
[青島ではセミが鳴いていた。佐多岬では・・・・。]
http://holiday.toypark.in/?p=479
[やっとセミが鳴き始めたものの・・・・。]
http://holiday.toypark.in/?p=481
8月に入って、みやこんじょでもやっとセミが鳴き始めました。が、盛大な鳴き方ではありませんでした。
そしてそのまま1ヶ月も経たないうちに、完全に鳴き止んでしまいました。
宮崎の「食の安全」非常事態宣言
先日、以下のような文章を書きました。
[続・ビジネスとは「信用を売買する」もの!! 安心して食べられる野菜が欲しい]
http://holiday.toypark.in/?p=399
[ビジネスとは「信用を売買する」もの!! 汚染商品の生産や販売はビジネスにあらず]
http://holiday.toypark.in/?p=397
その後、近所のスーパーの野菜が、ことごとく東日本産になってしまいました。
一部根菜のみ、地元産および近県産があるようですが、葉物を中心にほとんど東日本産が占めています。
為替介入は誰の利益に? そもそも妥当な措置ですか?
どこぞの経済オンチの首相や財務省が、
「急激な円高には断固たる措置をとる」
なんて言ってますけどね。
どうなんでしょうねえ。
合理的期待仮説、といいます。
簡単に言えば、価格は自然と「より妥当な価格」に落ち着く、という考え方です。
市場にはいろいろな考え方、思惑を持った人々がたくさんいるわけですが、そういった意識の綱引きの結果、相場はいずれ自然と妥当な価格に収束するんです。
続・ビジネスとは「信用を売買する」もの!! 安心して食べられる野菜が欲しい
近所のスーパーN店へ、野菜を買いに行きました。
野菜コーナーの前、一番目立つところに、キャベツがドンと山積みされていました。
丁度よかった、と手に取ると、案の定北関東某県産でした。放射能汚染度がそこそこ高い県です。
あ、こりゃマズいわ、と奥へ移動し半切りキャベツを手にしたら、こちらも東北某県産でした。
なんじゃこりゃ、キャベツは買えんな、と代わりに隣のレタスを手にすると、これまた北の方の産品でした。
仕方ない、カット野菜のセットを・・・・、と思ったらそちらもNG。
泣く泣く、もやしと根菜だけ購入して帰りました。
地元財務事務所総務課長氏の講演を聴きました
地元法人会青年部の例会で、宮崎財務事務所総務課長氏の講演を聴きました。
昨年まで、みやこんじょ市の副市長を勤められた方だそうです。私と同い年で、幼馴染連中の同窓生なのだとか。
演題は「最近の経済情勢・財務状況等について」
いろいろと考えさせられ、大変勉強になりました。わずか1時間ではありましたが、充実した貴重な1時間でした。
頂いた資料にあらためて目を通すと、震災復興や原発関連予算は、
- 第一次補正予算 約4兆円
- 第二次補正予算 約2兆円
- その他今後5年間の予算
の3つをあわせ、計19兆円だそうです。
やっとセミが鳴き始めたものの・・・・。
先だって、以下のような文章を書きました。
[ゴキブリやセミの異常減少。まさか放射性物質のせい!?]
http://holiday.toypark.in/?p=478
[青島ではセミが鳴いていた。佐多岬では・・・・。]
http://holiday.toypark.in/?p=479
そして我が家の周辺でも、やっと先週あたり、つまり8月上旬から、セミの鳴き声を聞くようになりました。
ただ、実に弱弱しいですね。あちらに1匹、こちらに2、3匹、といった具合。周囲は林だらけなんですが・・・・。
例年のように、頭がおかしくなりそうなくらい、騒々しく鳴いている状況とは大違いです。
世界の市場は今後こう動く!! 国際金融資本の企むシナリオ
ギリシャ問題に端を発した欧州金融不安と、米国債の債務上限引き上げに端を発した米国金融不安。
そして現在の世界的な株安。
いろいろと胡散臭さを感じるのは、私だけでしょうか。
米国債の債務上限引き上げは、タイムリミットぎりぎりのところで米議会を通過し、何とかデフォルトを回避できました。
にもかかわらず、ダウもNasdaqもあく抜けで上昇すると思いきや、逆に下落したんですよね。これが第一の疑問。
そしてS&Pの米国債格下げで、下落に拍車がかかりました。